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シエンタ170系の前期と後期の違い|年式別の安全装備と選び方

2025年11月4日

※構成・執筆の一部に生成AIを活用し、内容は筆者が確認・編集したうえで公開しています。

シエンタ170系の前期と後期の違い|年式別の安全装備と選び方

シエンタ170系の前期と後期は2018年9月のマイナーチェンジで分かれ、安全装備・シートの種類・外観が変わりました。

ただし安全装備は、前期か後期かだけでは決まらず、グレードとメーカーオプションによって付いているかどうかが変わります。

歩行者の検知を重視するなら、後期のToyota Safety Sense付きの車が候補になります。

記事のポイント

  • 前期と後期の境目は2018年9月11日のマイナーチェンジ
  • 自動ブレーキの検知対象は前期が車両、後期は車両と昼間の歩行者
  • 安全装備はグレードとオプションで有無が変わるため車両ごとに確認する
  • 5人乗りのFUNBASEは後期だけで、後期の6人乗りはガソリン4WDだけ

シエンタの前期と後期を分ける時期

まず、前期と後期がいつ切り替わったのかと、その前後で何が変わったのかを時系列で押さえます。

あわせて、型式とパワートレインの見方も確認しておくと、比べる場所を絞れます。

境目は2018年9月のマイナーチェンジ

2代目シエンタ(170系)は、2015年7月9日に発売されました。

2018年9月11日にマイナーチェンジが行われ、これより前を前期、後を後期と呼ぶのが一般的です。

2022年8月に3代目の10系へ切り替わるまでの間にも、後期には一部改良や特別仕様車の追加がありました。

主な変更を時期の順に並べると、次のとおりです。

時期区分主な内容
2015年7月発売(前期)ハイブリッド車を設定、Toyota Safety Sense Cを全車にオプション設定
2018年9月マイナーチェンジ(後期)外観の意匠変更、5人乗りFUNBASEを追加、自動ブレーキに歩行者(昼間)の検知を追加
2020年1月特別仕様車G・FUNBASE Gの「Safety Edition」にインテリジェントクリアランスソナーなどを特別装備
2020年6月一部改良FUNBASE G Cueroを追加、G・FUNBASE GのヘッドランプをLED化
2021年6月一部改良コンライトを全車標準装備、特別仕様車「Safety Edition II」を設定

表は主な変更だけをまとめたもので、細かな装備は年式とグレードによって違います。

中古車を比べるときは、前期か後期かに加えて、どの時期の車かも見てください。

型式とパワートレイン

170系には、1.5Lのガソリン車と1.5Lのハイブリッド車があります。

後期の主要諸元表(2018年9月版)では、型式は次のように分かれています。

  • NSP170G:ガソリン車の2WD
  • NCP175G:ガソリン車の4WD
  • NHP170G:ハイブリッド車

前期の型式は公式の資料で確かめられなかったため、手元の車は車検証の型式欄で確かめてください。

前期か後期かは、型式ではなく、初度登録年月と装備をあわせて確かめます。

燃費は、ハイブリッド車のJC08モードで前期が27.2km/L、後期が28.8km/Lと公表されています。

JC08モードは当時の試験条件での数値で、実際の燃費は走り方や季節によって変わります。

シエンタ170系の前期と後期で変わった安全装備

前期と後期の違いのうち、購入の判断にいちばん関わるのが安全装備です。

ここでは、自動ブレーキの検知対象と、標準装備かオプションかを年式ごとに分けて見ていきます。

前期は車両を検知するToyota Safety Sense C

2015年7月の発売時、Toyota Safety Sense Cは全車にオプション設定されました。

レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせた仕組みで、自動ブレーキが対象にするのは前を走る車両です。

車線から外れそうなときに知らせる機能や、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能も含まれます。

オプションだったため、前期の中古車にはToyota Safety Sense Cが付いていない車もあります。

後期は昼間の歩行者も検知する

2018年9月のマイナーチェンジで、名称がToyota Safety Senseになり、自動ブレーキの検知対象に歩行者(昼間)が加わりました。

G Cuero・G・FUNBASE Gには標準装備、X・FUNBASE Xにはオプションとして設定されています。

公表されている検知対象は昼間の歩行者までで、夜間の歩行者や自転車は含まれていません。

(参考:トヨタ「TOYOTA、シエンタをマイナーチェンジ」)

踏み間違いを支える装備は後期から

アクセルとブレーキの踏み間違いに備える装備も、後期で加わりました。

2018年9月に、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ〈静止物〉)が新しく設定されています。

前後の壁などの静止物を検知し、衝突の被害を減らすためにブレーキを制御する装備です。

G Cueroには標準装備で、ほかのグレードではオプションでした。

その後、2020年1月の「Safety Edition」と2021年6月の「Safety Edition II」では、特別装備として付いています。

2020年6月に追加されたFUNBASE G Cueroにも、標準装備として設定されています。

前期と後期の安全装備の違いをまとめると、次のようになります。

項目前期後期
名称Toyota Safety Sense CToyota Safety Sense
自動ブレーキの検知対象車両車両・歩行者(昼間)
設定全車オプション(発売時)G Cuero・G・FUNBASE Gに標準、X・FUNBASE Xはオプション
踏み間違い時の支援設定なしG Cueroに標準、ほかはオプション(特別仕様車は特別装備)

同じ後期でも、XやFUNBASE Xはオプションを付けていない車があるため、グレード名だけで判断しないでください。

前期は歩行者検知を後から足せる場合がある

トヨタは2020年9月に、すでに販売した車のソフトウェアを更新する取り組みを発表しました。

2015年7月から2018年9月の前期シエンタも対象で、検知対象が車両だけの自動ブレーキに、昼間の歩行者の検知を追加できます。

費用は有償で、4,180円(税込・取付費別)と案内されています。

ただし、グレードや装備によっては対応できない場合があり、もともと自動ブレーキが付いていない車には追加できません。

前期の中古車を検討するときは、この更新を受けているか、受けられる車かを販売店に確かめると判断しやすくなります。

シートと使い勝手の違い

安全装備の次に差が大きいのが、乗車定員とシートの種類です。

家族の人数や荷物の量によって、選べる年式が絞られます。

前期と後期の乗車定員とシートの種類の違い
5人乗りのFUNBASEは2018年9月の後期から

5人乗りのFUNBASEは後期だけ

2列シートで5人乗りのFUNBASEは、2018年9月のマイナーチェンジで追加されました。

3列目のシートがないぶん荷室が広く、最大荷室長は2,065mmと公表されています。

前期には5人乗りがなく、3列シートの6人乗りと7人乗りだけでした。

車中泊や長い荷物の積み込みを考えているなら、後期のFUNBASEが候補になります。

170系のFUNBASEを中古で選ぶときの見方は、5人乗りの中古を選ぶときの比べ方で整理しています。

後期の6人乗りはガソリン4WDだけ

前期には、ガソリン車とハイブリッド車の両方に、3列シートの6人乗りが設定されていました。

後期では、6人乗りの設定はガソリン車の4WDだけになっています。

ハイブリッド車や2WDで6人乗りを探す場合は、前期が対象になります。

6人乗りの座席の作りや中古で探すときの注意点は、6人乗りを中古で探すときの確認点で詳しく扱っています。

後期で加わった便利な機能

後期では、子どもを乗せる家庭に関わる機能もいくつか加わりました。

2018年9月のマイナーチェンジで追加された主な機能は、次のとおりです。

  • 後席への荷物の置き忘れを知らせるリヤシートリマインダー
  • スライドドアが閉まる途中で施錠を予約できるパワースライドドア予約ロック
  • 2列シート車のFUNBASE

リヤシートリマインダーは、日本で初めて採用された機能として発表されています。

2020年6月の一部改良では、スライドドアに近づくと自動で開くウェルカムパワースライドドアも加わりました。

同じ改良で、ハイブリッド車には非常時に使えるAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントもオプション設定されています。

外観で前期と後期を見分けるポイント

外観の違いは、写真で候補を絞るときの手がかりになります。

ただし、部品を交換した車もあるため、外観だけで前期か後期かを決めないでください。

前期と後期で変わった外観の場所を示した図
前後のランプやグリルの意匠が後期で変わった

前後のデザインが変わった

後期では、フロントバンパー・フロントグリル・ヘッドランプ・リヤランプ・ホイールキャップの意匠が変更されました。

正面と後ろの両方から見ると、違いを見つけやすくなります。

2020年6月の一部改良では、GとFUNBASE GのヘッドランプがLEDになりました。

同じ後期でも、時期とグレードによってランプの仕様が違う点に注意してください。

ボディカラーとツートーン

後期では、ルーフの色を塗り分けたツートーンが全6色設定されました。

モノトーンは、新しい色のベージュを含む全10色です。

ベージュは2列シート車専用色だったため、ベージュの170系は後期のFUNBASEにかぎられます。

前期にはツートーンの設定がないため、ツートーンの170系は後期と考えられます。

中古車で年式と安全装備を確かめる方法

前期か後期か、安全装備が付いているかは、車両ごとに確かめる必要があります。

ここでは、見落としやすい点と確認の順番をまとめます。

登録年月だけで決めない

中古車の情報では、初度登録年月が前期と後期を見分ける目安になります。

ただし、マイナーチェンジの前後は、前期の車が後から登録されることもあります。

2018年秋ごろに登録された車は、登録年月だけで後期と決めず、ほかの情報とあわせて確かめてください。

また、後期でもオプションを付けていない車があるため、年式が新しいほど安全装備が付いているとは限りません。

装備は車両ごとに確かめる

安全装備の有無は、次の順番で確かめると見落としを減らせます。

中古のシエンタで安全装備を確かめる順番
書類と実車の両方で装備の有無を確かめる
  1. 車検証で型式と初度登録年月を確かめる
  2. 販売店に車台番号から生産時の仕様を照会してもらう
  3. 装備表や取扱説明書でToyota Safety Senseとクリアランスソナーの有無を見る
  4. 実車で自動ブレーキや車線逸脱警報のスイッチがあるかを見る
  5. 前期なら、歩行者検知を追加する更新を受けているかを聞く

販売店の説明と書類の内容が食い違うときは、書類と実車を優先して確かめてください。

装備や修復歴を書面で確かめたい場合は、認定中古車の車両検査証明書の見方も参考になります。

中古の170系はリコールの対象かも車台番号で調べる

中古の170系を選ぶときは、年式や安全装備に加えて、リコールや改善対策の対象かどうかを車台番号で調べられます。

トヨタのリコール等情報の検索では、車検証の車台番号欄にある番号を入れると、その車が対象かを確かめられます。

調べられる範囲と修理の費用

検索で調べられるのは、リコールと改善対策が1999年1月以降、サービスキャンペーンが2002年1月以降の情報です。

トヨタは、リコールと改善対策の対象車を無料で修理すると案内しています。

対象と出たときの進め方

対象と表示された車を検討しているなら、次の順で確かめます。

  1. 見積もりの段階で販売店に車台番号を聞き、自分で検索する
  2. 対象と出たら、その改修が実施済みかを販売店に確かめてもらう
  3. 実施されていなければ、納車前に改修を済ませてもらえるかを相談する

購入後に自分で受ける場合は、最寄りのトヨタ販売店に来店日時を相談するよう案内されています。

前期と後期のどちらを選ぶ場合でも、装備の照会と同じタイミングで確かめておくと手間が増えません。

シエンタの前期と後期はどちらを選ぶか

前期と後期のどちらがよいかは、重視することによって変わります。

使い方ごとの選び方の目安は、次のとおりです。

重視すること選び方の目安
歩行者に対する自動ブレーキ後期でToyota Safety Sense付き。前期なら追加の更新を受けられるか確認
駐車場での踏み間違い対策後期でクリアランスソナー付き(G Cuero、Safety Editionなど)
車中泊や長い荷物後期のFUNBASE
3列シートの6人乗り前期、または後期のガソリン4WD
購入予算を抑える前期。Toyota Safety Sense Cが付いているかを確認

小さな子どもを乗せる、夜より昼に街中を走ることが多いといった使い方なら、歩行者を検知できるかどうかが判断材料になります。

前期を選ぶ場合も、少なくともToyota Safety Sense Cが付いている車を選ぶと、後期との差を小さくできます。

前期か後期かを先に決めるより、必要な装備をそろえた車どうしで価格を比べるほうが判断しやすくなります。

乗り換えで今の車を手放すなら、カーネクストの無料査定で買取額を先に知っておくと、前期と後期のどちらまで予算を広げられるかが見えてきます。

170系全体の型式やグレードの違いは、170系の型式と装備の違いにまとめています。

シエンタの前期と後期の違いに関するよくある質問

シエンタの前期と後期はいつから分かれますか?

2018年9月11日のマイナーチェンジ以降の車が後期です。

マイナーチェンジの前後は前期の車が後から登録されることもあるため、登録年月だけでなく生産時の仕様も確かめてください。

シエンタの前期と後期で自動ブレーキはどう違いますか?

前期のToyota Safety Sense Cが検知するのは車両で、後期のToyota Safety Senseは車両に加えて昼間の歩行者も検知します。

前期は発売時に全車オプション設定で、後期はG Cuero・G・FUNBASE Gに標準装備、X・FUNBASE Xにはオプション設定です。

前期も後期のX・FUNBASE Xも付いていない車があるため、車両ごとに確認が必要です。

シエンタの前期と後期の自動ブレーキの差は、前期の更新で埋められますか?

自動ブレーキが付いている前期の車は、有償のソフトウェア更新で昼間の歩行者の検知を追加できる場合があります。

費用は4,180円(税込・取付費別)と案内されていますが、グレードや装備によっては対応できないため、販売店で確かめてください。

シエンタの前期と後期で燃費は違いますか?

ハイブリッド車のJC08モード燃費は、前期が27.2km/L、後期が28.8km/Lと公表されています。

実際の燃費は走り方や季節で変わるため、カタログの差がそのまま出るとは限りません。

シエンタの前期と後期で5人乗りの有無は違いますか?

前期に5人乗りはなく、2列シートで5人乗りのFUNBASEは2018年9月の後期から追加されました。

前期は3列シートの6人乗りと7人乗りです。

シエンタの前期と後期の違いのまとめ

2代目シエンタ(170系)は、2018年9月11日のマイナーチェンジで前期と後期に分かれます。

自動ブレーキの検知対象は、前期が車両、後期が車両と昼間の歩行者です。

ただし安全装備はグレードとオプションで有無が変わるため、前期か後期かだけでは判断できません。

選ぶときは、次の点を押さえておきます。

  • 歩行者の検知を重視するなら後期のToyota Safety Sense付き
  • 前期なら自動ブレーキの有無と歩行者検知の追加の可否を確認
  • 5人乗りは後期のFUNBASE、6人乗りは前期か後期のガソリン4WD
  • 登録年月だけでなく生産時の仕様と実車で装備を確かめる

装備の内容は年式とグレードで細かく違うため、最新の情報はトヨタの公式サイトや販売店で確認してください。

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篠原 航

DRIVE SHIFTの運営者・篠原 航(ペンネーム)です。シエンタは所有していないため体験談は書かず、トヨタ公式の主要諸元表や取扱説明書、国の資料を読み比べて、年式やグレードによる違いと費用を表と計算で示しています。

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