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シエンタのレッドマイカメタリックは3種類?歴代カラー解説

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街で見かけるシエンタ、実用的でおしゃれなファミリーカーとして大人気ですよね。そんなシエンタのボディカラーの中でも、ひときわ目を引くのが鮮やかな「赤」。

いざ「シエンタの赤がいいな」と思って調べてみると、「レッドマイカメタリック」という名前に行き着くと思います。でも、さらに詳しく見ていくと、「センシュアルレッドマイカ」なんて名前も出てきたり、新型の赤はまた違う色だったり…。

「一体どれが本当のレッドマイカメタリックなの?」と混乱してしまうかもしれません。

実は、「シエンタの赤」と一括りに言っても、年代によって複数のカラーが存在するんです。それぞれのカラーコードも違えば、色見本で見る印象やオーナーからの評判も様々。

中古車で探すとなると、どの年式のどの赤なのか、しっかり把握しておきたいところですよね。また、鮮やかな色だからこそ、色あせや汚れ、傷のメンテナンスは気になるポイント。

補修用のタッチペン事情や、ツートンカラーの組み合わせについても知っておきたい情報かなと思います。

この記事では、そんなシエンタの赤色に関するあらゆる疑問を解消するために、歴代のレッド系カラーを徹底的に掘り下げていきます。

それぞれの色の特徴から購入後の注意点まで、この記事一本でまるっと理解できるようにまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

記事のポイント

  • 歴代レッド系カラー3色の具体的な違い
  • オーナーのリアルな評判や口コミ
  • 中古車市場での価格帯と探し方のポイント
  • 購入後に後悔しないためのメンテナンスと注意点

シエンタのレッドマイカメタリック、歴代カラーを解説

さて、早速ですが「シエンタのレッドマイカメタリック」の謎を解き明かしていきましょう。実はこのキーワードで検索する方がイメージしている赤色は、大きく分けて3種類存在します。

それぞれに独自のカラーコードがあり、特徴や採用されたモデルも異なります。ここでは、歴代の赤色を一つひとつ丁寧に紐解き、その魅力と違いに迫っていきますね。

カラーコード3T8と他の赤の違い

レッドマイカメタリック(3T8)のシエンタと、それを笑顔で囲む日本の家族の側面からの写真。

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まず基本となるのが、カラーコード「3T8」を持つ「レッドマイカメタリック」です。これは主に2代目シエンタの前期モデル(2015年7月〜2018年9月)で設定されていた、いわば元祖とも言えるカラーですね。

当時のシエンタは「トレッキングシューズ」をイメージしたアクティブなデザインが特徴で、このレッドマイカメタリックもそのスポーティーな雰囲気にマッチする色として提供されていました。

特徴としては、他の赤系カラーと比べて少し明るめのトーンでありながら、ギラギラしすぎていない「渋さ」を兼ね備えている点かなと思います。

塗装に含まれるアルミ粉の量が比較的控えめで、キラキラとした輝きが抑えられているため、派手すぎず落ち着いた印象を与えてくれるんですよね。光の当たり方によってはオレンジやピンクっぽくも見える、表情豊かなカラーです。

「マイカメタリック」ってどんな塗装?

「マイカメタリック」塗装とは、光をキラキラと反射させる「アルミ粉(メタリック)」と、真珠のような独特の光沢を生み出す鉱物「雲母(マイカ)」を混ぜ合わせた塗料を使った塗装のことです。この二つの要素が組み合わさることで、日陰では深みのあるソリッドカラーのように見え、太陽光の下では柔らかく複雑な輝きを放つという、奥行きのある色合いが生まれるんです。

では、他の赤とはどう違うのでしょうか。シエンタの歴史を彩ってきた主な赤系カラーを比較表にまとめてみました。

項目レッドマイカメタリックセンシュアルレッドマイカスカーレットメタリック
カラーコード3T83T33U4
主な採用世代2代目 (前期)2代目 (後期)3代目 (現行)
色の特徴明るくも渋さのあるクラシックな赤深みと気品のあるエレガントな赤オレンジがかった鮮やかでモダンな赤
オプション価格標準色33,000円33,000円

このように、同じ「赤」というカテゴリーでも、世代によって全く異なる個性を持っているのが分かります。中古車を探す際は、このカラーコードと年式をセットで確認するのが、お目当ての赤色を見つける一番確実な方法ですね。

センシュアルレッドマイカの評判

センシュアルレッドマイカ(3T3)のシエンタの隣で、上質感を表現する日本の女性と子供が車に乗り込もうとしている様子。

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次に紹介するのが、2代目シエンタの後期モデル(2018年9月のマイナーチェンジ以降)から登場した「センシュアルレッドマイカ」(カラーコード: 3T3)です。

こちらは33,000円のメーカーオプションカラーで、より上質感を求める市場のニーズに応える形で追加されました。

「センシュアル(sensual)」という言葉が「官能的」といった意味を持つ通り、この色は深みと気品を感じさせる、非常に洗練された赤色です。オーナーからの評判も非常に高く、「えんじ色に近くて気品がある」「派手すぎない大人の赤で日常使いしやすい」といった声が多く聞かれます。

光の当たり方で表情がガラッと変わるのも大きな魅力で、日陰ではグッと深みを増した濃い赤に、太陽の下では鮮やかな輝きを見せるんだとか。

特に女性からの支持が厚いようで、「オシャレでかわいい」「スタイリッシュ」という口コミも目立ちますね。明るい内装色「フロマージュ」との組み合わせは、特におしゃれな選択肢として評価されています。

注意点:傷や汚れは目立ちやすいかも

ただ、色の深みと透明感が特徴的な濃色車であるがゆえに、「洗車キズや砂埃などの汚れが少し目立ちやすい」という側面もあります。これは、塗装面についた微細な傷が光を乱反射させ、白っぽく見えてしまうためです。この美しい色を長く維持するには、こまめな洗車など、少し丁寧なケアを心がけると良さそうですね。

新型はスカーレットメタリック

そして、現行モデルである3代目シエンタ(2022年8月〜)で選択できる赤が、「スカーレットメタリック」(カラーコード: 3U4)です。こちらも33,000円のオプションカラーとして設定されています。

この色は、これまでの赤とはまた一味違います。少しオレンジのニュアンスを含んだ、明るく鮮やかな赤色が特徴で、「シカクマル」をテーマにした親しみやすくモダンな新型のデザインと見事に調和しています。

この独特の色合いは、ただの赤ではありません。なんでも、ダーク系の赤を下地に塗装し、その上からオレンジ系の明るい赤を重ねるという、手間のかかる多層塗装プロセスによって、この複雑な深みと鮮やかさを両立させているそうです。

街中でもパッと目を引く個性的なカラーなので、「自分らしさを表現したい!」「アクティブなカーライフを楽しみたい!」という方にはピッタリかもしれません。

注意:グレード制限あり

スカーレットメタリックを選ぶ際に一つ重要な注意点があります。それは、上級グレードの「Z」および「G」でのみ選択可能で、エントリーグレードの「X」では選ぶことができない、という点です。これは、魅力的なカラーを上位グレードへの誘導材料として活用する、トヨタのアップセリング戦略の一環と考えられます。赤色のシエンタが欲しい!と思ったら、必然的にGグレード以上を選ぶ必要がありますので、覚えておきましょう。

ツートンカラーの組み合わせと価格

赤とブラックルーフのツートンカラーのシエンタの隣で、日本の家族が笑顔で車を指している。

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シエンタの魅力をさらに引き立てるのが、ルーフの色が違うおしゃれなツートンカラーですよね。もちろん、赤系のボディカラーにも魅力的な組み合わせが用意されています。

2代目(後期)のツートン

センシュアルレッドマイカが設定された2代目後期モデルでは、「ブラックマイカ × センシュアルレッドマイカ」(カラーコード: 2PN)が選択できました。

こちらは77,000円のメーカーオプション。ブラックのルーフが全体をグッと引き締め、非常にスポーティーで精悍な印象を与えます。

3代目(現行)のツートン

現行の3代目では、「ダークグレー × スカーレットメタリック」(カラーコード: 2WR)が設定されています。価格は同じく77,000円のオプションです。

ブラックではなく少し柔らかなダークグレーを合わせることで、より都会的で洗練された雰囲気になっているのが特徴ですね。新型シエンタのデザインコンセプトにもマッチした、おしゃれな組み合わせです。

3代目ツートンの注意点

3代目のツートンカラーは、Z・Gグレード限定であることに加え、内装色で人気の「カーキ」を選択した場合は組み合わせることができないという制約があります。

内外装の組み合わせをじっくりシミュレーションする際は、この点にご注意ください。(出典:トヨタ自動車株式会社 シエンタ公式サイト グレードページ

中古車市場での歴代モデルの探し方

「あの色のシエンタが欲しい!」と心に決めたら、次は中古車市場で探すことになりますよね。ここでは、それぞれの赤色を持つモデルの探し方と、おおよその価格帯を具体的にまとめてみました。

歴代レッド系シエンタの中古車探し方ガイド

  • レッドマイカメタリック (3T8)
    2代目シエンタの2015年式~2018年式あたりがターゲットになります。走行距離や車両状態にもよりますが、総額100万円前後から探すことが可能です。比較的リーズナブルに、個性的な赤色のシエンタを手に入れたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
  • センシュアルレッドマイカ (3T3)
    2代目シエンタの2018年式~2022年式の後期モデルが対象です。後期モデルは安全装備なども充実しているため、価格帯は少し上がり、総額150万円~200万円前後が中心になってくるかなと思います。特に人気の特別仕様車「G "Cuero"」などは高値で取引される傾向があります。
  • スカーレットメタリック (3U4)
    3代目シエンタなので、2022年式以降の高年式・低走行の登録済み未使用車などがほとんどです。市場に出回る台数もまだ限られており、価格は総額240万円以上が現在の相場感です。最新モデルの鮮やかな赤を求めるなら、この年式で探すことになります。

中古車を探す際は、カーセンサーやグーネットといった大手中古車サイトで、車種「シエンタ」、カラー「レッド系」で絞り込み、さらに年式や価格帯を調整しながら探すのが効率的です。

カーセンサーで中古車を探す

気になる車両が見つかったら、最終確認として販売店にカラーコードを問い合わせてみると、間違いがなく安心ですね。

色見本で見るカラーの印象と違い

車の色選びでよくあるのが、「カタログやネットの写真で見た印象と、実車の印象がかなり違う」という問題です。特にシエンタの赤系カラーは、光の当たり方で表情が大きく変わるため、このギャップを感じる方が非常に多いようです。

多くのオーナーさんが口を揃えるのが、「正直、カタログではピンとこなかったけど、ディーラーで実車を見たら、その美しさに一目惚れしてしまった」という体験談です。

これは、マイカやメタリックの微細な粒子が光を受けて複雑な輝きを放つためで、静的な写真ではそのダイナミックな魅力が十分に伝わりきらないんですよね。

  • レッドマイカメタリックは、光の加減でオレンジっぽく見えたり、少しピンクがかった優しい赤に見えたりと、様々な表情を見せてくれるようです。
  • センシュアルレッドマイカは、日向と日陰で色の深みが全く異なり、そのドラマチックな変化こそが最大の魅力とされています。
  • スカーレットメタリックも、ディーラーに置いてある色見本のミニチュアで見るキラキラ感よりは、実車の方が落ち着いた深みのある輝きに感じるとの声があります。

もし赤色のシエンタを本気で検討しているなら、これはもう絶対に、少し手間でも実際にディーラーや中古車販売店に足を運んで、ご自身の目で太陽光の下での色味を確認することを強く、強くおすすめします。

きっと、写真やカタログだけでは分からなかった、その色の本当の魅力に気づくことができるはずですよ。

シエンタのレッドマイカメタリック、購入後の注意点

無事にお気に入りの赤色シエンタを手に入れた後、その美しい状態をできるだけ長く保つためには、いくつか知っておきたいポイントがあります。

ここでは、日々のメンテナンス方法や補修の知識、そして気になるリセールバリューなど、購入後のカーライフに直結する実践的な情報をお届けします。

色あせ対策とコーティングの重要性

太陽光の下で輝く赤色の車のボディに水滴が付着し、コーティングの効果が視覚的に分かる写真。

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赤色の塗装で最も気になるのが、やはり紫外線による「色あせ」ではないでしょうか。これは単なるイメージではなく、科学的にも赤色顔料は他の色に比べて紫外線のエネルギーを吸収しやすく、化学結合が破壊されやすい性質があります。

長期間、強い太陽光に晒され続けると、塗装が劣化して表面が粉を吹いたように白っぽくぼやけてしまう「白亜化(チョーキング)」という現象が起こることがあります。

これを防ぐ最も効果的な方法は、塗装面を紫外線から物理的に守ること。もちろん、ガレージやカーポートでの保管が理想的ですが、現実的には屋外駐車がメインという方も多いと思います。

そこでもっともおすすめしたいのが、プロによる高品質なボディコーティングの施工です。

コーティングが赤色の車に最適な理由

特に、硬い保護膜を形成するガラス系やセラミック系のコーティングは、塗装の身代わりとなって紫外線をカットしてくれるだけでなく、酸性雨や鳥のフンといった外的要因からもボディを守ってくれます。

さらに、塗装面に深い艶と光沢を与えてくれるので、赤色が持つ本来の美しさをより一層引き立ててくれるというメリットも。初期費用はかかりますが、5年以上など長期的に見て愛車の価値と美観を保つためには、非常に有効な投資かなと思います。

コーティングの種類と選び方

コーティングには、水を玉のように弾く「撥水タイプ」や、水が膜状になってスーッと引いていく「親水タイプ」などがあります。

屋外駐車で雨染みが気になる場合は、水滴がボディに留まりにくく、汚れも一緒に流れ落ちやすい「セルフクリーニング効果」が期待できる「親水タイプ」を選ぶと、シミ対策として効果的ですよ。

汚れや傷が目立つ?メンテナンス方法

センシュアルレッドマイカのような深みのある濃色車は、どうしてもシルバーなどの淡色車に比べて、洗車時についてしまう微細なキズ(拭きキズ)や、砂埃などの汚れが目立ちやすいという宿命があります。

これは、塗装面が平滑なほど光を正反射して美しく見えますが、そこに微細な傷が入ると光が乱反射し、白く見えてしまうためです。

美しい状態を保つためのメンテナンスの基本は、やはり定期的な洗車に尽きます。理想は2週間に1回程度、優しく手洗いしてあげることですね。

赤色シエンタを美しく保つ洗車ポイント

  • 洗車機より手洗い推奨: 高速で回転するブラシは、どうしても細かいキズの原因になります。手間はかかりますが、できるだけ丁寧な手洗いをおすすめします。
  • たっぷりの水と泡で優しく: まずはたっぷりの水でボディ表面の砂や埃をしっかり流します。その後、よく泡立てたカーシャンプーを使い、泡をクッションにするように優しく洗いましょう。
  • 柔らかい道具を使う: スポンジや拭き上げ用のクロスは、吸水性が高くボディに優しいマイクロファイバー製などの柔らかい素材を選びましょう。
  • コーティング施工車の場合: 研磨剤(コンパウンド)が含まれていない、中性のカーシャンプーを使用してください。アルカリ性や酸性の強いシャンプー、コンパウンド入りのものはコーティング被膜を傷つけてしまう可能性があります。

少し手間はかかりますが、こうした一手間が愛車の輝きを長持ちさせる秘訣です。洗車も愛車とのコミュニケーションの時間だと思えば、きっと楽しめるはずですよ。

タッチペンでの補修方法と純正品番

どれだけ気をつけていても、高速道路での飛び石などによる小さな塗装の剥がれは避けられないもの。そんな時には、傷が錆びてしまう前にタッチアップペン(タッチペン)で手軽に補修しておくと安心です。

購入する際は、ご自身の車のカラーコードを正確に把握することが何よりも重要。カラーコードは、一般的に運転席側のドアを開けたセンターピラー部分にある黒いプレート(コーションプレート)に記載されています。

「COLOR」の欄に「3T8」のように3桁の英数字で記載されているので、購入前に必ず確認してみてください。

各色の純正品番と、市販されている互換品の情報をまとめました。

シエンタ赤系カラーのタッチペン情報

  • レッドマイカメタリック <3T8>
    トヨタ純正品番: 08866-003T8
    ホルツ(MMX50361)や関西ペイントなどからも互換品が販売されています。
  • センシュアルレッドマイカ <3T3>
    トヨタ純正品番: 08866-003T3
    この色は複数の層で構成されているため、より正確な色再現を目指すならカラーベースとパールベースの2本セットになっている商品を選ぶのがおすすめです。ソフト99(T7715)やホルツ(AD-MMX50354)からも販売されています。
  • スカーレットメタリック <3U4>
    トヨタ純正品番: 0886B-003U4 (旧品番: 08866-003U4)
    こちらも各社からペンタイプやスプレータイプなど、様々な形式の製品が入手可能です。

純正品はトヨタディーラーで注文できますし、ホルツやソフト99といった市販品はカー用品店やネット通販でも手軽に購入できます。万が一の時のために、愛車のカラーコードを控えておき、1本常備しておくと安心ですね。

リセールバリューは他の色と比べて

車を所有する上で、多くの方が気になるのが手放す時の価値、つまりリセールバリューです。

この点において、正直なところを言うと、赤系のカラーは最も有利な選択とは言えないかもしれません。自動車市場全体を通じて、最も高い価格が維持されやすいのは、やはり需要が安定している定番のホワイトパールとブラックです。

これは、中古車市場で幅広い層に受け入れられやすいためですね。

ある分析データによると、基準色であるシルバー/グレー系と比較した場合、レッド系の価値は+1.5万円程度なのに対し、ホワイト系は+11.8万円、そして3代目で非常に人気の高いベージュ系に至っては+67.2万円ものプレミアム価値が付いているという驚きの結果もあります。

リセールを最優先するなら定番色が手堅い

もし数年後の売却価格を少しでも高くしたい、ということを第一に考えるのであれば、ホワイトパールやブラックを選ぶのが最も手堅い選択と言えるでしょう。赤などの個性的な色は、人気色に比べて10万円以上の価格差がつくことも珍しくありません。

ただ、これはあくまで経済的な合理性に基づいた話です。3代目シエンタではアーバンカーキやベージュといったアースカラーが人気上位を占めるなど、色の価値観も確実に多様化しています。

リセールはあくまで一つの側面に過ぎません。毎日目にして、共に過ごす愛車だからこそ、ご自身が本当に気に入った色を選ぶことが、最終的な満足度の高いカーライフに繋がるのかなと私は思います。

リセールを最優先するなら白や黒が手堅いと分かっていても、「やっぱり、自分が一番好きな赤に乗りたい!」と思いますよね。

「でも、数年後に売却する時の査定額が数十万円も下がるのは避けたい…」

まさにその「リセールバリューの悩み」を解決できるのが、月々定額で新車に乗れる「カーリース」という選択肢です。

「SOMPOで乗ーる」なら、数年後の売却価格(リセール)をご自身で気にする必要がありません。 そのため、リセール(再販価値)を一切気にせず、ご自身が本当に乗りたい「スカーレットメタリック(新型の赤)」を新車で楽しむことができます。

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オーナーの口コミとリアルな評価

赤いシエンタの隣で、日本の母親が子供たちと笑顔で触れ合っている様子。

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ここまで色々な角度から情報を見てきましたが、最後に、実際に赤色のシエンタを選んだオーナーさんたちのリアルな声に耳を傾けてみましょう。

やはり圧倒的に多いのは、「とにかく色が綺麗で気に入っている」「オシャレで乗るのが毎日楽しい」といった、所有する喜びを感じさせるポジティブな意見です。

実用性が重視されがちなファミリーカーだからこそ、ボディカラーで自分らしさや彩りを加えられる点に、高い満足度を感じている方が多いようです。

特に2代目のレッドマイカメタリックやセンシュアルレッドマイカは、「派手すぎない落ち着いた赤」と評価されており、「白や黒以外の色に初めて挑戦する『初冒険』として選んだ」という声も見られました。

この「ちょっとした冒険心」を満たしてくれる絶妙な色合いが、多くの人を惹きつけているんですね。

また、女性ドライバーや小さなお子さんがいるご家庭からの評判が特に良いのも特徴的です。「子供たちが『うちのクルマ、きれいな色だね!』と喜んでくれるのが嬉しい」なんて声を聞くと、こちらまでなんだか嬉しくなってしまいます。

シエンタを選ぶという合理的な判断の中に、「この色が好きだから」という純粋な感情的な要素を加える。それが、赤色のシエンタを選ぶということの本質であり、最大の魅力なのかもしれません。

まとめ:後悔しないシエンタ レッドマイカメタリック選び

今回は、シエンタのレッドマイカメタリックをはじめとする、歴代の赤系カラーについて、その特徴からメンテナンス、市場での評価まで徹底的に掘り下げてきました。

「シエンタ レッド マイカ メタリック」という一つのキーワードの裏には、それぞれに異なる歴史と個性を持った、魅力的な3つの赤色が存在することがお分かりいただけたかと思います。

あなたにぴったりの「赤色のシエンタ」はどれ?

  • レッドマイカメタリック <3T8>
    クラシックで落ち着きのある、表情豊かな赤。中古市場で手頃な価格帯の2代目を探しており、コストと個性のバランスを取りたい方におすすめ。
  • センシュアルレッドマイカ <3T3>
    エレガントで成熟した、深みのある赤。2代目後期モデルで上質感を求め、丁寧なメンテナンスも愛車との対話として楽しめる方におすすめ。
  • スカーレットメタリック <3U4>
    鮮やかでモダンな、エネルギッシュな赤。現行モデルのデザインが好きで、アクティブな個性を表現したいユーザーにとって唯一無二の選択肢。

カーセンサーで理想のシエンタを探す

最終的にどの赤を選ぶか。それは、リセールバリューやメンテナンスの手間といった「経済的な合理性」と、毎日乗るたびに心が躍るような「感情的な満足度」を、ご自身の中でどう天秤にかけるか、というプロセスでもあります。

リセールを最優先するなら、残念ながら赤は最適解ではないかもしれません。しかし、車は単なる移動手段ではなく、日々の生活を共に過ごし、時には家族の思い出を乗せて走る大切なパートナーです。

それぞれの赤が持つ背景や特性を深く理解した上で、「これが好きだ!」と心から思える一台を選ぶことこそが、何年経っても後悔しない、最高の選択に繋がるはずです。

この記事が、あなたの最高のシエンタ選びの、ささやかな助けになれば、これほど嬉しいことはありません。

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