新型シエンタのベージュの購入を検討中、「シエンタのベージュはダサい」という評判を目にして不安になっていませんか。落ち着いた色味がおしゃれでかわいいと感じる一方、本当に後悔しないか迷う方も多いようです。
実際の人気や気になる汚れの目立ちやすさ、内装との相性も気になるところです。
また、シエンタの一番人気色は何色か、シエンタのリセールバリューが高い色はどれか、といった比較情報も重要です。
シエンタの弱点はどこにあるのか、シエンタで汚れが目立たない色は何色かも含め、この記事ではベージュカラーに関する様々な疑問を徹底的に調査し、購入後に後悔しないための判断材料を提供します。
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記事のポイント
- ベージュがダサいと言われる理由とかわいいという評判
- 人気色ランキングとベージュの実際の位置づけ
- 汚れの目立ちにくさやリセールバリュー
- 購入後に後悔しないためのシエンタの弱点
シエンタのベージュがダサいと言われる理由
- 新型シエンタのベージュの特徴
- ベージュの評判を調査
- かわいいという肯定的な意見
- おしゃれに見えるポイント
- ベージュと内装の相性
新型シエンタのベージュの特徴

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新型シエンタのベージュは、トヨタのカラーラインナップにおいて「ベージュ<756>」として設定されています。この色は、単なる明るい茶色ではなく、「くすみカラー(アースカラー)」と呼ばれる近年のデザイントレンドを強く意識した色合いが最大の特徴です。
具体的には、白と茶色を混ぜたような淡い色合いでありながら、わずかにグレーがかったような落ち着きも感じさせます。
光の当たり方によってはミルクティーやカフェラテのような柔らかい印象を与え、またある時はナチュラルなストーン(石)のような無機質な雰囲気も覗かせます。
この絶妙な色合いは、新型シエンタの開発コンセプトである「シカクマル」(四角と丸を融合させた親しみやすいデザイン)と非常に相性が良いとされています。
派手さや煌びやかさはありませんが、上品さや落ち着き、そして家族を包み込むような温かみを感じさせるカラーリングです。
一部の口コミでは「どんぐりみたいでかわいい」とも表現されており、自然に溶け込むナチュラルな雰囲気が、他の車にはないシエンタ独自の個性を引き立てています。
ベージュの評判を調査
シエンタ納車~!
ファンベースの、ガソリン車!の
ベージュ。なかなか、地味な色の割りにいい味でしてます。
LA600タントから比べてもまぁまぁ視界もいいし。とにかく静かな印象。ハイブリッドか!って一瞬だけおもた。
— 哲雲 (@tetu_tu) December 13, 2018
「シエンタのベージュは本当にダサいのか」について、実際の評判をWEBアンケート調査やSNS、口コミサイトから多角的に分析しました。
「ダサい」という否定的な意見の理由
- 色が地味過ぎる:白や黒のようなハッキリした色と比べ、ぼんやりして見え、個性が感じられない。
- デザインと合わない:丸いデザインと相まって、全体的に野暮ったく見える。
- 年配向けなイメージ:落ち着きすぎているため、若々しさやスポーティーさに欠ける。
- 男性には不向き?:可愛らしい印象が強いため、男性が乗るには抵抗があるという声も一部見られます。
一方で、「かわいい」「おしゃれ」という肯定的な声も非常に多く、特に女性からの支持が圧倒的に高い傾向が見られました。「カフェラテみたいでオシャレ」「ナチュラルな雰囲気が好き」といった好意的な意見が目立ちます。
このように、ベージュは万人受けするカラーではなく、個人の好みや性別によっても印象が大きく異なる、「乗る人を選ぶ」カラーであると言えそうです。
かわいいという肯定的な意見
車買うならトヨタしかないんだけど(壊れにくさが全然違うので)それで家族親戚乗せるっつったらシエンタしか選択肢がないけど今カーキとかベージュのくすみ色が人気でかわいいなと思うけど人と同じの嫌だから結局赤とか買っちゃいそう。車は赤とか緑がいいよね…
— ふじ (@0E6e08eR2K6733) October 16, 2024
前述の通り、ベージュを「かわいい」と評価する声は多数存在します。その具体的な理由をさらに掘り下げてみましょう。
最も多く見られたのは、「上品な色」「落ち着いていて良い」という、その色味自体への評価です。定番の白(パールホワイト)や黒(ブラックマイカ)とは異なり、少し控えめながらも高級感があり、所有者の品格を感じさせる点が魅力とされています。
ギラギラした派手さがないため、穏やかでリラックスできるカーライフを求める層に強く支持されています。
また、「どんぐりみたい」というユニークな表現に代表されるように、シエンタのコンパクトで丸みのあるデザインとベージュの色合いが完璧にマッチし、愛着のわく「相棒」のような可愛らしさを感じるという意見も多く見られました。
「かわいい」「おしゃれ」派の主な理由
- 色合いが上品で、パールホワイトとは違った高級感がある。
- 落ち着いた雰囲気で、運転中もリラックスできる。
- シエンタの丸いデザインとマッチして「どんぐり」のようで愛らしい。
- カフェラテのような柔らかい色味(くすみカラー)が現代的でおしゃれ。
- 自然や街の風景に馴染むナチュラル感が良い。
おしゃれに見えるポイント

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ベージュカラーのシエンタを「ダサい」印象から「おしゃれ」な印象へと昇華させるためには、いくつかの簡単なポイントがあります。最も効果的なのは、ホイールやアクセントカラーで車全体の印象を引き締めることです。
例えば、ベースグレード(Xグレードなど)に標準装備されているスチールホイール(通称:鉄チン)とホイールキャップの組み合わせは、どうしても実用車感が強く出てしまいがちです。
これを、オプションや社外品のマットブラックやダークグレー、ブロンズ系のアルミホイールに変更するだけで、全体の印象は劇的に変わります。
淡いベージュのボディカラーに対して足元が濃い色で引き締まり、メリハリのある都会的でモダンな雰囲気や、SUV風のアクティブなスタイルを演出できます。

また、メーカーオプションで設定されている「ダークグレー」のルーフカラーを組み合わせた2トーン仕様を選ぶのも非常に有効です。ボディの上部が引き締まることで、車高が低く見え、よりスタイリッシュな印象を与えます。
ベージュと内装の相性

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新型シエンタの内装は、単なる移動空間ではなく、「心地よいリビングのような空間」を目指してデザインされています。
特に上位グレード(ZやG)では、北欧家具を思わせるようなおしゃれなファブリック(布地)シートや、水平基調でスッキリとしたインパネが特徴です。
外装色ベージュは、こうした温かみのある内装デザインと非常に高い親和性を持っています。
特に、メーカーオプションで選べる「フロマージュ」や「カーキ」といった明るい内装色と組み合わせることで、内外装に完璧な統一感が生まれ、柔らかく親しみやすい、居心地の良い空間を最大限に演出できます。
逆に、標準設定のブラック内装と組み合わせた場合でも、外装の柔らかさと内装の引き締まった印象との間に適度なギャップが生まれ、落ち着きのあるシックな魅力となります。
ベージュは、どちらの内装色を選んでも破綻しない、コーディネートしやすいカラーとも言えるでしょう。
シエンタのベージュがダサいは本当か
- 人気調査とシエンタの一番人気色は何色?
- シエンタのリセールバリューが高い色は?
- 汚れとシエンタで汚れが目立たない色は何色?
- 後悔しない?シエンタの弱点はどこ?
- まとめ:シエンタ ベージュ ダサいのか
人気調査とシエンタの一番人気色は何色?
まず前提として、新型シエンタは車自体が市場で圧倒的な人気を誇る車種です。「デザインがダサい」という一部の声とは裏腹に、実際の販売台数は非常に好調です。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表している統計によると、シエンタは2023年度(2023年4月~2024年3月)の乗用車ブランド通称名別順位において、ヤリス、カローラに次ぐ第3位(121,570台)を記録しています。これは、ライバル車を大きく引き離す驚異的な販売実績です。
その大人気車種シエンタの中で、ボディカラーの人気順位はどうなっているのでしょうか。複数のディーラー情報や中古車市場の動向を総合すると、順位に多少の変動はありますが、概ね以下のようになっています。
| 新型シエンタ 人気色ランキング(参考) | ||
| 順位 | カラー | 特徴・人気の理由 |
| 1位 | プラチナホワイトパールマイカ | 定番中の定番。清潔感と高級感を両立し、リセールバリューも最強。 |
| 2位 | ブラック | こちらも定番色。車体が引き締まって見え、高級感がある。リセールも高い。 |
| 3位 | アーバンカーキ | 新型シエンタのイメージカラーの一つ。アウトドア感があり非常におしゃれ。 |
| 4位 | ベージュ | ナチュラルでおしゃれな雰囲気が、女性やファミリー層に根強く支持される。 |
| 5位 | ダークグレー | 落ち着いた印象で汚れも目立ちにくい。実用性を重視する層に人気。 |
このように、ベージュは爆発的な人気色とは言い難いものの、決して不人気色ではなく、常に4位~5位程度の中堅に位置していることが分かります。
「シエンタの一番人気色は何色?」と聞かれれば、答えは「ホワイト」や「ブラック」になりますが、ベージュも一定層から確実に支持されている「隠れた人気色」と呼べるでしょう。
シエンタのリセールバリューが高い色は?
車を購入する際、将来手放す時のリセールバリュー(再販価値)を気にするのは当然のことです。
リセールバリューを最重要視する場合、シエンタのリセールバリューが最も高い色は、人気色ランキング1位の「プラチナホワイトパールマイカ」と2位の「ブラック」で間違いありません。
これら2色は中古車市場において最も需要が高く、車種や年式を問わず高値で取引される傾向が強いため、査定額が最も期待できます。
では、ベージュのリセールはどうでしょうか。
一般的に、ベージュやカーキのような個性的(アースカラー系)なカラーは、白・黒といった定番色に比べて中古車市場での需要がニッチになるため、リセールがやや低くなる可能性があります。
しかし、インプットされた情報によれば、「ボディカラーだけで下取り価格が大きく変わることは減ってきている」との指摘もあります。
また、別の情報では「市場における希少性とその独特の魅力により、特定のファン層から求められ、予想外のリセールバリューを記録することがある」ともされており、一概にリセールが悪いとは断言できません。
リセールを最優先するなら白か黒ですが、ベージュも極端に不利になるわけではなさそうです。
汚れとシエンタで汚れが目立たない色は何色?
「シエンタで汚れが目立たない色は何色?」という実用的な疑問において、ベージュは全カラーラインナップの中でもトップクラスに優秀なカラーです。
車の汚れの主な原因である砂埃、泥汚れ、黄砂、花粉などは、すべて「中間色(ベージュやグレー系)の汚れ」です。ベージュのボディカラーはこれらの汚れの色に非常に近いため、汚れが付着しても車体と同化し、目立ちにくいという大きなメリットがあります。
汚れの目立ちにくさ比較
- ◎ 非常に目立ちにくい:シルバー、ダークグレー、ベージュ、アーバンカーキ(砂埃、泥汚れ、黄砂などが同化しやすい)
- △ 目立ちやすい:プラチナホワイトパールマイカ(泥はねや水垢(黒い筋)が目立つ)
- × 非常に目立ちやすい:ブラック(砂埃(白っぽい汚れ)、花粉、洗車傷、雨染み(イオンデポジット)など、あらゆる汚れが最も目立つ)
洗車を頻繁にできない忙しい方や、週末にアウトドアや子供の送迎で車を使うことが多いファミリーにとって、ベージュはキレイな状態を維持しやすく、メンテナンスの手間を軽減してくれる非常に実用的な選択肢と言えます。
後悔しない?シエンタの弱点はどこ?
ベージュカラーを選ぶかどうかに関わらず、シエンタという車自体の「弱点」や「欠点」とされる部分をあらかじめ理解しておくことは、購入後の「後悔」を避けるために非常に重要です。
インプットされた情報や一般的な評価に基づき、シエンタの弱点として挙げられがちな点は以下の通りです。
シエンタの弱点・注意点
・デザイン面
最大の賛否両論ポイントです。「犬」や「カピバラ」に例えられる親しみやすいフロントデザインが、一部のユーザーからは「物足りない」「ぼんやりしている」「シャープさが足りない」と評価されることがあります。
また、サイド下部に大きく配置された樹脂製のプロテクターを「安っぽい」「商用車のようだ」と感じる人もいます。
・走行性能面
街乗りや日常使いでは全く問題ありませんが、1.5Lエンジン(ハイブリッド含む)のため、「高速道路での合流や追い越し、急な登坂路などでもう少しパワーが欲しい」という意見が見られます。
また、背が高いミニバンの特性上、「カーブでのロール(車体の傾き)がセダンやSUVに比べて少し気になる」という声もあります。
・5人乗りモデルの注意点
5人乗りモデル(FUNBASE G / FUNBASE X)は広大な荷室が魅力ですが、7人乗りモデルの3列目シートを床下に格納した状態よりも、荷室の床面(フロア)が構造上高くなっています。
これにより、重い荷物やスーツケース、ベビーカーなどを積み込む際に「ヨイショ」と持ち上げる高さが増えるため、頻繁に重い荷物を載せる方は実車での確認をおすすめします。(参照:トヨタ公式サイト シエンタ 室内空間・荷室) また、前述の通り、リセールバリューは「いざという時に7人乗れる」7人乗りモデルの方が有利な傾向にあります。
これらの弱点は、シエンタが「家族のための実用的な道具」として割り切って設計されていることの裏返しでもあります。ご自身の使い方でこれらの弱点が許容できるかどうかが、シエンタ(およびベージュカラー)を選んで後悔しないための重要な判断基準になります
まとめ:シエンタ ベージュ ダサいのか
「シエンタのベージュはダサい」というキーワードについて様々な角度から検証した結果、この色は「ダサい」という意見と「かわいい」という意見が明確に分かれることが分かりました。
WEBアンケートでは「ダサい」が優勢な結果も見られますが、口コミ全体、特に女性からは「おしゃれ」「上品」といった肯定的な声が非常に多いです。
ダサいと感じる主な理由は「地味」「年配向け」といった印象であり、かわいいと感じる理由は「上品」「落ち着いている」といった点にあります。
新型シエンタのベージュはトレンドの「くすみカラー」であり、ファッション性が高いとも言えます。特に北欧風の温かみのある内装との相性は抜群です。
もし「ダサい」印象が気になる場合でも、ブラックホイールや2トーンルーフといったカスタムを施すことで、印象をスタイリッシュに払拭することが可能です。
シエンタ自体は販売ランキングトップ3に入る人気車種であり、その中で一番人気色は何色かと言えば、リセールバリューも強い「ホワイト」や「ブラック」になります。
ベージュの人気順位は4位~5位程度の中堅で、リセールは白・黒に劣る可能性は認識しておく必要があります。
一方で、実用面では大きなメリットがあります。「シエンタで汚れが目立たない色は何色か」という点において、ベージュは砂埃や泥汚れが目立ちにくく、非常に優秀です。
洗車の頻度を減らしたい方には最適でしょう。
最終的に、シエンタのベージュを選ぶかどうかは、シエンタ自体の弱点(好みが分かれるデザイン、高速パワー、5人乗りの荷室床の高さなど)を許容できるかが鍵となります。
これらの弱点を理解した上で、ベージュの持つ独自の魅力や実用性に価値を見出せるかが、後悔しないための最大のポイントと言えます。