5年落ちのシエンタ、そろそろ乗り換えを考えて「買取価格はいくらになるんだろう?」と気になっていませんか。
ちょうど5年という節目は、新車から2回目の車検を迎えるタイミングでもあり、維持費や乗り換えを考えて多くの人が売却を意識する時期ですよね。
実際の買取相場がどれくらいなのか、走行距離やグレード、人気色が価格にどう影響するのか、すごく気になるところです。
5年落ちのリセールバリューが周囲の評判通り本当に期待できるのか、それとも思ったよりガクッと下がってしまうのか。特に2020年式は2代目モデルの後期型にあたり、機能も熟成されているので、その価値がどう評価されるのか知りたいところです。
この記事では、シエンタの5年落ち、特に2020年式モデルの買取価格の相場について、私なりに調べた情報をグレード別、走行距離別のデータも交えながら、詳しくまとめていきます。
記事のポイント
- 5年落ちシエンタの最新買取相場
- 価格が決まる要因(走行距離・グレード)
- リセールバリューが高い仕様
- 買取価格を少しでも上げるコツ
シエンタの5年落ち買取価格の相場

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まずは一番気になる、シエンタの5年落ち(2020年式)の買取価格相場を見ていきましょう。いろいろな買取情報サイトのデータを調べてみると、価格の幅がかなり広いことがわかります。
なぜそんなに差が出るのか、その最大値と最小値の要因も含めて探っていきますね。同じ5年落ちでも、グレードや走行距離、色、そしてもちろん車のコンディションによって、査定額は大きく変わってくるようです。
5年落ちの最新買取相場
さて、5年落ちシエンタの最新買取相場ですが、複数の買取実績データを集計してみると、おおよそ50万円台後半から170万円前後が実勢価格のボリュームゾーンといった印象です。
ただし、これはあくまで中央値的な数字で、データソースによってはかなり幅があります。
- Aサイト:平均買取価格 約112万円 (最高 約163万円 / 最安 約50万円)
- Bサイト:買取相場 155万円~170万円 (59件のデータ)
- Cサイト:買取相場 最大232.0万円 ~ 最小64.0万円
- Dサイト:買取参考相場 48.9万円 ~ 282.1万円
このように、最小値は50万円前後 なのに、最大値は280万円を超える というデータもあり、いかにシエンタのコンディションや仕様によって価格差が出るかがわかりますね。
注意点:あくまで目安です
これらの価格は、あくまで過去の取引データに基づいた参考価格です。車の状態(キズ、凹み、内装の汚れ)、オプションの有無、走行距離、そして売却する時期の中古車市場全体の動向によって、実際の査定額は大きく変動します。「自分のシエンタも170万円くらいかな?」と安易に考えるのは早計かもしれませんね。
5年落ちというと、新車から2回目の車検を迎えるタイミング。一般的に中古車市場での需要も高く、価格がガクンと落ちる前ではあります。
3回目(7年目)の車検が残っていることも、中古車として購入しやすいポイントとなり、価格が維持されやすい理由の一つかなと思います。それでもコンディション次第で100万円以上の差が出る可能性がある、というのが現状みたいです。
2020年式シエンタの価値

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2020年式のシエンタは、2015年から続く2代目(170系)の後期モデルにあたりますね。このモデルの価値は、特に2018年9月のマイナーチェンジによって大きく向上している点がポイントです。
このマイナーチェンジで、歩行者(昼間)検知機能を追加した「Toyota Safety Sense」が搭載されました((出典:トヨタ自動車株式会社 ニュースルーム))。
また、アクセルとブレーキの踏み間違いをサポートする「インテリジェントクリアランスソナー」も設定され、安全性が格段にアップしました。
さらに、このタイミングで5人乗りの2列シート車「FUNBASE(ファンベース)」が追加されたのも大きなトピックです。3列シートの利便性だけでなく、荷室を広く使いたいアウトドア派や車中泊ニーズにも応えるモデルが加わり、ユーザー層が拡大しました。
特に、5年落ち(2020年式)は、新型(3代目)が登場した後でも、「高年式」と「低年式」のちょうど中間に位置するため、価格と状態のバランスが良い車両を探している層からの需要が安定しています。
2022年に新型が登場した後も、この170系後期の完成されたデザインや「FUNBASE」の使い勝手を好む人も多く、旧型になったからといって価値が暴落しているわけではないのが、2020年式シエンタの大きな強みだと思います。
2020年式のポイント
- 2代目後期モデルで安全装備(Toyota Safety Sense)が充実
- 2列シート「FUNBASE」の追加で多様なニーズに対応
- 5年落ちで価格と状態のバランスが良い
- 新型登場後も根強い人気がある
ただし、2020年式といっても、年式だけで価値が決まるわけではありません。やはりここでも、走行距離やグレード、ハイブリッドかガソリンか、といった要素が大きく影響してくるようです。
買取価格の最大値は?
では、どのようなシエンタが最大値、つまり高額査定を狙えるのでしょうか。データを見ると、最大買取価格として160万円台後半から、中には200万円を超えるような事例も報告されています。
データ上の最大値では「282.1万円」 や「232.0万円」 という数字も見られますが、これはおそらく未使用車に近い状態や、オプションがフル装備されているような、かなりレアなケースかもしれません。
現実的に150万円を超えるような高額査定が期待できるのは、以下のような条件が揃った車両だと思います。
- ハイブリッドモデル: やはり燃費性能が高く、中古車市場でも需要が途切れないハイブリッド(特に「ハイブリッドG」 や「ハイブリッド G Cuero」)は圧倒的に人気です。
- 人気グレード: 上級装備の「G Cuero(クエロ)」 や、装備と価格のバランスが良い「G」、そして積載性の高い「FUNBASE G」 など、付加価値の高いグレードは高値がつきやすい傾向にあります。
- 低走行距離: 5年落ちでも走行距離が3万km以下 など、年式の割に走っていない車は「状態が良い」と判断され、評価が高いです。
- 人気カラー: 定番の「パールホワイト」や「ブラック」は、中古車を探す多くの人に好まれるため、プラス査定になりやすいです。
- オプション: 純正のナビゲーションシステム、両側パワースライドドア、Toyota Safety Sense(2020年式はほぼ標準ですが)などは、査定額アップのポイントです。
これらが組み合わさると、5年落ちでも「まだまだ高く売れる」可能性を秘めているのがシエンタなんですね。
最小価格になる要因
逆に、最小価格になってしまう要因は何でしょうか。データでは50万円台や60万円台という価格も見られます。新車価格を考えると、かなり大きな差ですよね。
価格が伸び悩む主な要因は、最大値の逆のパターン、つまり需要が低いと判断される要素が重なった場合です。
- 過走行: 5年落ちで走行距離が8万kmや10万kmを超えてくる と、やはり「走り込んでいる」という印象が強く、次の買い手が見つかりにくくなるため、査定額は厳しくなる傾向があります。データで見ても、走行距離が伸びるにつれて相場の上限・下限ともに下がっていくのがわかります。
- 修復歴(事故歴): これはシエンタに限りませんが、車の骨格部分(フレームなど)を修復した「修復歴車」は、安全性の観点から大幅な減額対象となります。これは隠しても査定のプロには分かってしまうので、正直に申告する方が賢明です。
- 車の状態が悪い: 大きな傷や凹みはもちろん、内装のひどい汚れやシミ、タバコのヤニ汚れや臭い、ペットの毛なども大きなマイナスポイントです。
- 不人気色: シルバーや、少し派手な原色系(赤や青など)は、定番色に比べてやや低い相場になることもあります。データでも青(相場 54.7万円~)や赤(相場 53.6万円~) は、相場全体の下限に近い数字が出ています。

5年落ちのリセールバリュー
「リセールバリュー」とは、新車価格に対して、数年後にどれくらいの買取価格が残っているかを示す割合のことです。シエンタの5年落ちのリセールバリューは、正直かなり優秀な部類に入ると思います。
一般的な国産車の場合、5年落ちの平均的なリセールバリューは40%~50%程度と言われることが多いです。つまり、300万円の車なら120万円~150万円くらいが目安となります。
対してシエンタは、状態やグレードが良ければ新車価格の50%以上、時には60%近い価格で取引されるケースも珍しくありません。
例えば、2020年式の「G Cuero」(新車時価格 約230万円~)が、走行距離2万キロ以下で181万円、3万キロ以下で168万円 という買取事例があります。もし160万円台で売れるなら、リセールバリューは約70%にも達する計算になり、これは驚異的な数字です。
コンパクトミニバンという独自のポジション(ライバルは実質ホンダのフリードのみ)、日本の道路事情にマッチしたサイズ感、スライドドアの利便性、トヨタブランドの信頼性、そして優秀なハイブリッドモデルの存在。
これらが、5年落ちでも高いリセールバリューを維持している理由なんでしょうね。
シエンタの5年落ち買取価格を上げる

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ここまで相場を見てきましたが、どうせ売るなら「平均価格」ではなく「最大価格」を目指したいですよね。
ここからは、シエンタの5年落ち買取価格を「上げる」ために、どんな要素が重要なのか、そして私たちが売却時に何をすべきか、具体的なポイントを掘り下げてみます。自分の車の価値を正しく評価してもらうための準備、といったところでしょうか。
走行距離と査定額の関係
すでにも触れましたが、走行距離は査定額に最も大きく影響する要素の一つです。これはもう、中古車査定の宿命みたいなものですね。
一般的な目安として、年間走行距離は1万kmと言われています。つまり、5年落ちであれば「5万km」がひとつの基準ラインになります。この5万kmを大きく下回っていればプラス査定、大きく上回っていればマイナス査定、というのが基本です。
実際のデータを見ても、その傾向は明らかです。
| 走行距離別の買取相場(目安) | |||
| 走行距離 | 買取相場(参考A) | 買取相場(参考B) | 買取相場(参考C) |
| ~2万km | 77.4万円〜134.7万円 | 72.3万円 ~ 167.3万円 | 218.1~233.5万円(※別車種データ混在の可能性あり) |
| ~4万km | 69.4万円〜123.4万円 | 62.6万円 ~ 153.5万円 | 95.5~119万円 |
| ~6万km | 64.8万円〜116.8万円 | 57.0万円 ~ 145.4万円 | 97.5~125万円 |
| ~8万km | 61.5万円〜112.1万円 | 52.9万円 ~ 139.6万円 | (データなし) |
※これらのデータは異なるソースから引用しており、集計方法が異なるため価格帯にバラツキがあります。あくまで傾向を掴むための参考値としてご覧ください。
このように、走行距離が少ないほど相場の上限も下限も高くなる傾向がはっきりと出ています。
5年落ちで走行距離が3万km以下など、極端に少ない場合は「低走行車」として大きなプラス査定が期待できるかもしれません。逆に10万kmを超えていると、次の買い手が見つかりにくくなるため、価格は厳しくなりがちです。
ただし、これはあくまで目安です。ナビクルなどの査定事例では、4万キロ以下で170万円の査定額が出た事例 もありますし、走行距離が多めでも、ディーラーでの定期点検記録(メンテナンスノート)がしっかり残っていれば、「距離は走っているけど、しっかり管理された車」として評価され、思った以上の価格がつくこともあります。
人気グレードと買取価格
シエンタはグレード構成が多彩ですが、やはり人気グレードは中古車市場での需要が高く、買取価格も高くなります。
ガソリン車 vs ハイブリッド車
まず大きな違いはガソリン車かハイブリッド車か。これはもうハッキリしていて、中古車市場でも燃費の良いハイブリッドモデルの人気は非常に高いです。新車時の価格差以上に、買取価格でも差がつく傾向がありますね。
例えば2020年式のデータでも、「ハイブリッドG」(買取参考相場 92.5万円 〜 294.0万円) や「ハイブリッド ファンベースG」(同 95.5万円 〜 278.1万円) は、「X」(ガソリン、同 70.1万円 〜 231.2万円) といったガソリンのベースグレードより、相場の上限も下限も数十万円単位で高いことがわかります。
人気の装備(G Cueroなど)
装備が充実した上位グレードも人気です。特に、2020年式で狙い目なのは以下のグレードかなと思います。
- G Cuero(クエロ): 2018年のマイナーチェンジで特別仕様車からカタログモデルになったグレードです。合成皮革とファブリックのおしゃれなシート、LEDヘッドランプ、インテリジェントクリアランスソナー(踏み間違い防止) などが標準装備で、高級感があり非常に人気です。買取相場も安定して高いですね。
- Gグレード: 標準グレードの中でも装備が充実している「G」は、価格と装備のバランスが良く、中古車としても需要が高いです。Toyota Safety Sense や両側パワースライドドア(一部)など、ファミリーユースに必要な装備が揃っています。
- FUNBASE(ファンベース): 3列シートの7人乗り/6人乗りに対し、2列シートの5人乗りモデル「ファンベース」 も、独自の人気を確立しています。荷室が圧倒的に広く、フラットになるため、アウトドアや車中泊ニーズにマッチし、特定の層から根強い人気があります。
もしお乗りのシエンタがこれらの人気グレード(特にハイブリッドの上位グレード)なら、自信を持って査定に臨んでいいと思います。
色による価格差はどれくらい?
ボディカラーも査定額を左右する重要なポイントです。これはもう好みの世界ではありますが、中古車市場では「売れやすい色」=「高い価格がつく色」という明確な図式があります。
好みが分かれる個性的な色よりも、誰にでも受け入れられる定番色のほうが高値がつきやすくなります。
高額査定が期待できる色
- ホワイトパールクリスタルシャイン(白パール)
- ブラックマイカ(黒)
この2色は不動の人気カラーで、性別や年齢を問わず選ばれるため、中古車市場でも圧倒的に需要があります。他の色と比べて5万円~10万円程度、時にはそれ以上高く買い取られることもあります。
一方で、シルバー系や、赤、青、緑といった原色系は、白・黒に比べるとやや人気が落ちるため、査定額が伸び悩むこともあります。
データを見ても、青(相場 54.7万円 ~ 141.2万円) や赤(相場 53.6万円 ~ 138.9万円) は、相場の上限が白・黒に比べて少し低めに出ているようです。
とはいえ、シエンタは2018年のマイナーチェンジでツートーンカラーが追加される など、カラフルなラインナップも魅力の車です。「色が理由で極端に安くなる」ということでもないようです。あくまで「白・黒は特に有利」くらいに考えておくのが良さそうですね。
グレード別の買取事例
ここで、2020年式(5年落ち)シエンタの具体的な買取事例をいくつか見てみましょう。様々なデータソースから、グレードや走行距離がわかるものをピックアップしてみました。
| グレード | 年式 | 走行距離 | 査定額(事例) | 出典 |
| (グレード不明) | 2020年式 | 2万キロ以下 | 181万円 | ナビクル |
| (グレード不明) | 2020年式 | 3万キロ以下 | 168万円 | ナビクル |
| (グレード不明) | 2020年式 | 4万キロ以下 | 170万円 | ナビクル |
| ハイブリッドファンベースGクエロ | 2020年式 | 不明 | 202.5万円 | ネクステージ |
| ハイブリッドファンベースG | 2020年式 | 不明 | 209.0万円 | ネクステージ |
| G Cuero 7人乗り 2WD | 2020年06月 | 不明 | 86.8万円〜106.2万円(相場) | ナビクル |
| G 6人乗り 4WD | 2020年06月 | 不明 | 88.7万円〜108.3万円(相場) | ナビクル |
| (グレード不明) | 2020年式 | 6万キロ以下 | 123万円 | ナビクル |
データに関するご注意
これらの事例 は、あくまで一例であり、実際の買取価格を保証するものではありません。特に「相場」と記載されているものは価格帯を示しています。また、ネクステージの事例 は走行距離不明ですが、価格から察するにかなり状態の良い(低走行)車両だと思われます。
事例を見ると、やはり走行距離が少ない(2万~4万キロ以下)車両が160万円~180万円台と高い評価を受けているのが分かりますね。
一方で、同じ2020年式でも相場が80万円台 というデータもあり、走行距離やグレード、状態によっていかに価格差が出るかがわかります。
ハイブリッドのファンベースGクエロやGが200万円を超える事例 は、シエンタのポテンシャルの高さを感じさせます。グレードと走行距離の組み合わせが、価格決定の大きなカギになっているのがよくわかります。
シエンタの5年落ち買取価格の総括

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ここまで、シエンタ 5年落ち 買取価格について詳しく見てきました。結論として、5年落ち(2020年式)のシエンタは、中古車市場で非常に需要が高く、高いリセールバリューが期待できるモデルだと言えます。
相場は約50万円台から170万円前後と幅広いですが、高額なものでは200万円を超える事例 も存在します。高額査定を引き出すための条件をまとめると、以下のようになります。
- ハイブリッドモデルであること
- 「G Cuero」や「G」などの人気グレードであること
- 走行距離が5万km以下(できれば3万km台まで)と少なめであること
- 「白パール」や「黒」の人気カラーであること
これらの条件が揃えば、150万円を超える高額査定も十分に狙えるポテンシャルを持っています。
皆さんのシエンタが、納得のいく価格で売却できることを願っています!
この記事で紹介した相場や事例は、あくまで過去のデータに基づく目安です。車の状態は一台一台異なりますし、中古車相場は(文字通り)生き物のように常に変動しています。正確な買取価格を知るためには、必ず専門の買取業者による実車査定を受けてください。最終的な売却の判断は、ご自身の責任においてお願いしますね。