新車に乗りたいけれど初期費用は抑えたい、手元の現金を残しておきたい。そんな時に検討するのが、月々の支払いをフラットにできるサービスですよね。
特に「カーリース」や「残クレ(残価設定型クレジット)」は、どちらも「月々1万円台から」といった広告を見かけるため、パッと見ただけでは違いがわかりにくいものです。
毎月の支払額シミュレーションや審査の難易度、契約終了時のトラブルやデメリットなど、調べるほどに気になるポイントは山積みだと思います。
私自身も車を選ぶときは、走行距離制限のペナルティや、もしもの時の中途解約のリスクについて徹底的に調べました。仕組みを理解せずに契約してしまい、数年後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
この記事では、複雑に見える両者の仕組みやリスクの違いについて、私の視点でわかりやすく整理してお伝えします。
記事のポイント
- 車の所有権や契約の法的な仕組みの違い
- 税金やメンテナンス費用が含まれる範囲の違い
- 事故や全損時におけるリスクと対処法
- 輸入車も選べて安心感のあるSOMPOで乗ーるの魅力
カーリースと残クレの違いを徹底比較
まずは、この2つのサービスが根本的にどう違うのかを深掘りしていきましょう。どちらも「月々の支払いを抑えて新車に乗れる」という表面的なメリットは同じですが、その中身は「借りる」のか「買う」のかという、法的な立ち位置において決定的な違いがあります。
ここを曖昧にしたまま契約してしまうと、後々の税金支払いや車両の扱いで思わぬ誤算が生じかねません。
仕組みや所有権に関する決定的な差
カーリースと残クレを比較する上で、最も根幹となるのが「所有権」と「契約の性質」です。ここを理解すると、なぜカーリースが「サブスク」と呼ばれ、残クレが「ローン」に分類されるのかが腹落ちします。
まずカーリースですが、これは民法上の「賃貸借契約」にあたります。文字通り、リース会社が購入した車を、契約期間を決めて「借りる」サービスです。そのため、車検証上の「所有者」はリース会社、「使用者」は契約者(あなた)になります。
あくまで「借り物」であるため、自分の資産にはなりません。しかし、その分、固定資産のような管理の手間から解放されるメリットがあります。住宅で言えば「賃貸マンション」に住む感覚に非常に近いです。
一方で残クレ(残価設定型クレジット)は、条件付きの「売買契約」であり、金融商品としての「ローン(金銭消費貸借契約)」です。
車検証上の「所有者」はディーラーや信販会社になりますが、これはローンを完済するまでの「所有権留保」という担保措置に過ぎません。実質的には、あなたが車を購入し、その代金を分割で返済している状態です。
完済すれば名義変更を行い、晴れて法的な所有権も完全に自分のものにすることができます。住宅で言えば、住宅ローンを組んで「持ち家」を買うプロセスに近いでしょう。
この違いは、単なる書類上の話ではありません。「借りている」カーリースは、利用料(リース料)を支払う対価としてサービスを受けますが、「買っている」残クレは、借金(元本と利息)を返済する義務を負います。
この「利用料」か「借金の返済」かという性質の違いが、後の審査や税金の扱いに大きく影響してくるのです。
重要なポイント
カーリースはサービス利用料としての支払い、残クレは借入金の返済です。所有権が最終的に誰にあるか、あるいは誰に移転できる可能性があるかが大きな違いとなります。
自動車税やメンテナンス費用の扱い
家計管理のしやすさ、つまり「月々の支払いがどれだけフラットになるか」という点では、カーリースと残クレで大きな差が出ます。ここを見落とすと、忘れた頃にやってくる請求書に慌てることになります。
カーリースの最大の強みは、維持費の「コミコミ化」です。月額料金には、車両本体価格だけでなく、契約期間中の自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料が最初から含まれています。
さらに、多くのリース会社ではメンテナンスパックを付けることで、車検費用、法定点検、オイル交換、タイヤ交換などの消耗品費までも月額に組み込むことが可能です。
これにより、毎年5月の自動車税納税通知書に怯えることも、車検月にまとまった現金を用意する必要もなくなります。家計簿が驚くほどシンプルになるのが特徴です。
実際に欲しい車が月々いくらになるか、公式サイトで料金シミュレーションをしてみるのもおすすめです。
対して残クレは、あくまで「車両代金の分割払い」です。したがって、月々の支払いとは別に、毎年5月には自動車税を自分で納税しなければなりませんし、車検の時期が来れば、その費用(重量税や自賠責、整備代)を一括で支払う必要があります。
最近ではディーラーが提供する「メンテナンスパック」を残クレに組み込めるケースも増えていますが、税金関係まで完全に月額に一本化できるケースは稀です。
チラシなどで見る残クレの月々の支払額は魅力的ですが、そこには維持費が含まれていない「素の金額」であることを忘れてはいけません。
| 費用項目 | カーリース(メンテナンスプラン等の場合) | 残クレ(一般的なプラン) |
| 車両本体価格 | 月額に含む(残価除く) | 月額に含む(残価除く) |
| 登録諸費用 | 月額に含む | 契約時に初期費用として支払う場合が多い |
| 自動車税 | 月額に含む(リース会社が納税) | 毎年別途自己負担 |
| 重量税・自賠責 | 月額に含む | 車検時に別途自己負担 |
| 車検・整備費 | 月額に含むことが可能 | 別途自己負担(パック加入も可) |
審査の難易度や通りやすさの比較
「自分は審査に通るだろうか?」というのは、多くの方が抱える不安の一つです。カーリースも残クレも、基本的には信販会社(オリコ、ジャックス、セディナなど)を通じた審査が行われるため、審査の基準(年収、勤続年数、信用情報など)そのものに劇的な違いはありません。しかし、「審査対象となる金額」の算出ロジックに違いがあるため、通りやすさに差が出る可能性はあります。
一般的に、ローンの審査は「返済比率(年収に対する年間返済額の割合)」が重要視されます。残クレの場合、審査対象となるのは「車両本体価格の全額(残価を含む総額)」や、それにオプションなどを加えた総支払額に対する返済能力です。
たとえ月々の支払いが安くても、借入総額としては数百万円のローンを組むことになるため、相応の返済能力が求められます。
一方、カーリースの場合も審査はありますが、リース会社によっては独自の審査基準を設けているところもあります。
また、カーリースは「所有権がリース会社にある」という強力な担保があるため、万が一支払いが滞った場合でもリース会社は車両を引き上げやすいという事情があります。
このため、一部の自社ローン系リースなどを除き、一般的な信販系リースであっても、状況によっては残クレよりも柔軟な審査結果が出るケースがあると言われています。
ただし、どちらも信用情報機関(CICなど)の履歴はチェックされますので、過去に延滞がある場合などは厳しくなります。「カーリースなら審査が甘い」と安易に考えるのは危険ですが、頭金を用意して審査対象額を下げるなどの工夫はどちらも有効です。
走行距離制限の設定と超過リスク

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「自分の車のように自由に乗れる」というキャッチコピーがあっても、カーリースと残クレには「走行距離制限」という見えない鎖が存在します。これは、将来の車両価値(残価)を担保するために絶対に避けて通れないルールです。
一般的な設定としては、月間1,000km〜1,500km程度が標準的です。年間で言えば12,000km〜18,000kmとなります。
週末ドライバーや、近場の買い物、送り迎えがメインの方であれば全く問題ない距離ですが、毎日の長距離通勤や、頻繁に遠出のドライブ旅行を楽しむ方にとっては、この制限がストレスになる可能性があります。
もし契約満了時に、設定された総走行距離を超過していた場合、どうなるのでしょうか?答えは「精算金(ペナルティ)の支払い」です。多くの契約では、超過1kmあたり5円〜15円程度の追加料金が設定されています。
例えば、1kmあたり15円の設定で、5年間で10,000kmオーバーしてしまった場合、返却時に15万円もの追加支払いがいきなり発生することになります。
残クレの場合も同様で、「残価保証」の条件の中に走行距離制限が明記されています。これを守れないと、保証された残価での引き取りが拒否され、査定額が下がった分を補填しなければなりません。
自分のライフスタイルで月何キロ走るのか、契約前にGoogleマップなどでしっかりシミュレーションしておくことが、将来のリスク回避に直結します。
注意ポイント
トヨタのKINTOなどは超過料金が高めに設定されているケースもあります。また、中古車リースの場合は「走行距離無制限」のプランも存在するため、長距離派の方はそちらを検討するのも手です。
事故や傷などのトラブル時の対応
車を数年間運転していれば、予期せぬ事故や、駐車場での当て逃げ、不注意による擦り傷などのリスクは常に付きまといます。借り物であるカーリースや、将来返却する前提の残クレでは、こうした「車の傷」への対応が非常にシビアです。
カーリースは原則として「原状回復義務」があります。返却時に車に傷や凹みがある場合、契約者はそれを修理して返すか、修理費用相当額(原状回復費用)を支払う必要があります。
通常使用による経年劣化(座席のへたりや色あせなど)は許容されることが多いですが、明確な外傷はNGです。リース会社によっては、一定額までの修理費をカバーする「原状回復費用免責プラン」などが用意されていることもあるので、運転に自信がない方は加入を検討すべきでしょう。
残クレの場合は、「査定減点方式」が一般的です。日本自動車査定協会の基準に基づき、傷や凹み、内装の汚れなどを点数化し、その減点が一定範囲内(免責点数など)であればお咎めなしですが、それを超えると「1点あたり1,000円」といったレートで減額、つまり追加請求が発生します。
そして最も恐ろしいのが「全損事故(修理不能)」です。カーリースの場合、車両が全損すると契約は強制解約となります。この際、「残りのリース料全額+残価」を一括で支払う違約金が発生します。
通常の車両保険では「時価」までしか補償されないため、この違約金をカバーしきれず、車を失った上に借金だけが残るという最悪の事態になりかねません。これを防ぐには、「リースカー車両費用特約(GAP特約)」が付帯した自動車保険への加入が必須です。
補足
(出典:国民生活センター『レンタカー、カーシェアのトラブルに注意』)※カーリースについても同様に、契約内容や保険の補償範囲を事前に確認することがトラブル防止に重要であると注意喚起されています。
どちらが得かシミュレーション検証
「結局、金銭的にどちらが得なのか?」という問いに対する答えは、実は「金利」の仕組みをどう捉えるかにかかっています。多くの人が見落としている残クレの罠、それが「据え置き部分への金利負担」です。
残クレは「車両価格の一部(残価)を据え置いて、残りを分割払いにするから月々が安い」と説明されます。しかし、この据え置かれた残価部分、例えば車両価格の50%にあたる金額に対しても、契約期間中ずっと金利がかかり続けていることをご存知でしょうか?
通常のローンなら返済が進むにつれて元本が減り、利息も減っていきますが、残クレは元本の大きな塊(残価)が最後まで残るため、支払う利息の総額は通常のローンよりも高くなる傾向があります。
一方、カーリースには「金利」という概念はありませんが、リース料には車両代金のほかに、税金、保険料、そしてリース会社の利益や手数料が含まれています。
総支払額だけで単純比較すると、「残クレ+自分で税金払い」の方が若干安くなるケースもありますが、カーリースは「将来の不確定な出費(車検での交換部品代や税金増税など)」のリスクをリース会社が負ってくれるという「保険」のような側面もあります。
目先の月額数百円の差だけでなく、「手間をお金で買う(カーリース)」か、「手間をかけてでもコストを細かく管理する(残クレ)」か、という視点で損得を判断するのが正解かなと思います。
カーリースと残クレの違いで選ぶ正解
ここまで仕組みの違いを詳細に見てきましたが、結局のところ「出口戦略(契約が終わる時)」をどう考えるかで、あなたにとってのベストな選択肢が決まります。私が個人的にカーリース、特に「SOMPOで乗ーる」をおすすめしたい理由を、ここからさらに深掘りしていきます。
中途解約や違約金のリスクを回避
カーリース契約において、利用者にとって最大のリスクとも言えるのが「中途解約」のハードルです。原則として、カーリースは契約期間中の解約が認められていません。
転勤、結婚、出産、あるいは経済状況の変化など、人生には予測できないイベントがつきものです。にもかかわらず、やむを得ず解約を申し出た場合、残りの期間のリース料を一括で支払うなど、非常に高額な違約金を請求されるのが一般的です。
残クレであれば、車を売却してローンを一括返済すればいつでも辞めることができます。しかし、ここにもリスクがあります。「オーバーローン(残債割れ)」です。
車の査定額がローンの残高を下回っていた場合、車を手放しても借金が残り、その差額を現金で用意しなければなりません。人気のSUVなどリセールバリューが高い車ならトントンで済むかもしれませんが、不人気車や過走行車では数十万円の持ち出しになることも珍しくありません。
そこで私が注目しているのが、「SOMPOで乗ーる」のように、中途解約のリスクに対して柔軟なオプションを用意しているカーリースです。一定の条件を満たし、少額のオプション料を支払っておけば、所定の期間経過後に違約金なしで解約や乗り換えが可能になります。
「数年先のことはわからない」という現代のライフスタイルにおいて、この安心感は非常に大きな価値があると思います。
万が一の時も安心な「中途解約オプション」の詳細は、公式サイトのプラン内容をチェックしてみてください。
契約満了時の残価精算と買取条件
契約期間が終わった時、最後に「お金を払う必要があるのか、ないのか」は精神衛生上とても重要です。残クレは「残価保証」があると言っても、前述のように細かい免責基準があり、それを超えれば追加請求(追い金)が発生します。
せっかく乗り換えるタイミングで、数万円〜数十万円の出費が出るのは痛手ですよね。
カーリースには大きく分けて「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」という2つの契約タイプがあります。ここが非常に重要です。
- オープンエンド方式:契約時に残価を明示します。満了時に査定を行い、査定額が残価を下回れば、差額を支払う必要があります。逆に査定額が高ければキャッシュバックの可能性もありますが、リスクはユーザーが負います。
- クローズドエンド方式:残価は非公開です。満了時の市場価格がどうなっていても、原則として残価精算は行いません(走行距離や傷の精算は別です)。リスクはリース会社が負います。
一般的な個人向けカーリース、そして私が推している「SOMPOで乗ーる」などは、基本的に「クローズドエンド方式」を採用しています(一部プランを除く)。市場価格が暴落しても、ユーザーは追加請求を受けません。
この「終わりの見えやすさ」、追加費用の心配をせずに乗れる安心感こそが、カーリースの真骨頂だと私は考えています。
メモ
契約書を見る際は、必ずこの「契約方式(残価精算の有無)」を確認してください。「月額が異常に安い」と思ったら、リスクを取るオープンエンド方式だった、というケースもあります。
輸入車も選べるSOMPOで乗ーる

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私が数あるカーリースの中で「SOMPOで乗ーる」を特におすすめしたい理由の一つが、選べる車種の圧倒的な多さです。一般的なカーリースやメーカー系残クレだと、どうしても国産車、あるいはそのメーカーの車種に限定されがちです。
しかし、「SOMPOで乗ーる」は国産車だけでなく、輸入車も選択肢に含まれています。「いつかはメルセデス・ベンツやBMW、Jeepに乗ってみたい。でも、輸入車は故障した時の修理費が高いし、車検代も怖い…」そう考えて諦めている方も多いのではないでしょうか?
カーリースなら、メンテナンスプランに加入することで、輸入車の高額になりがちな維持費も月額定額にコミコミにできます。故障のリスクや、当たり外れによる出費の変動を気にせず、憧れの輸入車ライフをスタートできるのです。
これは車好きとして、非常にワクワクするポイントです。所有するにはハードルが高い車こそ、リースで「賢く利用する」のが今の時代の楽しみ方かもしれません。
免許返納時も安心なオプション
そしてもう一つ、SOMPOで乗ーるには、他のサービスにはない非常にユニークで、かつ社会的な意義のあるオプションがあります。それが「免許返納オプション」です。
高齢ドライバーの事故が社会問題となる中、「そろそろ免許返納も考える年齢だけど、生活にはまだ車が必要」「新車に乗りたいけど、5年も乗れるかわからない」と悩むシニア世代、あるいはそのご家族は非常に多いです。
通常のリースやローンで契約してしまうと、途中で免許を返納しても支払いは残ります。
しかし、「免許返納オプション」に加入していれば、将来的に免許を返納することになった際、一定の条件(契約から3年目以降など)を満たしていれば、違約金なしで中途解約が可能になります。
これは損保ジャパンという保険会社がバックボーンにあるからこそ生まれた、ユーザーの人生に寄り添ったサービスだと言えます。ご自身が高齢になってきた場合はもちろん、親御さんの車選びをサポートする場合にも、このオプションがあるだけで、新車という安全な車を選ぶハードルがグッと下がります。
免許返納オプションの適用条件や詳細はこちらで確認できます >
カーリースと残クレの違い総まとめ
非常に長くなりましたが、最後にカーリースと残クレの違いを改めて整理します。あなたのライフスタイルにはどちらが合っているでしょうか?
| 比較ポイント | 残クレ(残価設定型クレジット) | カーリース(SOMPOで乗ーる等) |
| 本質 | 「買う」手段(借金) | 「利用する」手段(サービス) |
| コスト管理 | 税金・メンテは都度払い(変動あり) | 税金・メンテ込みで完全定額(フラット) |
| 出口戦略 | 残価精算リスクあり(市場連動も) | クローズドエンドなら精算なしで安心 |
| 中途解約 | 可能だが残債一括返済が必要 | 原則不可(オプションで可能な場合あり) |
| 向いている人 | 所有欲があり、リセールを気にする人 | 家計管理を楽にし、リスクを避けたい人 |
個人的な結論としては、家計の管理がしやすく、将来の市場価格変動や突発的な出費のリスクをリース会社にお任せできるカーリースの方が、先行き不透明な今の時代に合っているかなと感じています。
特に「SOMPOで乗ーる」のように、輸入車という選択肢があり、中途解約や免許返納のリスクまでケアしてくれるサービスを選べば、単なる移動手段としてだけでなく、カーライフそのものをより豊かで安心なものにできるはずです。
車は高い買い物、あるいは高い契約です。目先の月額料金の安さだけに惑わされることなく、「契約が終わるその時」まで見据えて、ご自身にとって最もストレスのない選択をしてくださいね。
※本記事は一般的な情報およびリサーチに基づいています。契約内容や条件、オプションの詳細(適用条件や費用)は各社によって異なるため、最終的な判断は必ず公式サイトや契約書をご確認ください。