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カーリースでホンダ車に乗るなら?評判と審査、おすすめを解説

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※本記事の料金やサービス内容は一般的な目安です。正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。また、契約に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

「次の車はホンダがいいな。でも、購入資金を貯めるのは大変だし、カーリースってどうなんだろう?」そんなふうに考えていませんか。

実は最近、カーリースでホンダ車に乗る人が増えているんですが、公式サービスの「楽まる」がいいのか、それとも他社がいいのか、悩みどころですよね。

特に審査や解約のことなど、契約前に知っておかないと後悔するポイントもいくつかあります。今回は、ホンダ車をカーリースで賢く利用するための情報を、私の視点で分かりやすくまとめてみました。

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記事のポイント

  • ホンダ公式「楽まる」の評判やメリット・デメリット
  • 気になる審査の基準や難易度についての解説
  • 他社カーリースとの料金やサービス内容の比較
  • ホンダ車に乗るなら検討したいおすすめのカーリース

ホンダのカーリース「楽まる」などの評判と特徴

まずは、ホンダが公式に提供しているカーリースサービスについて、その特徴や評判を深掘りしていきましょう。ディーラーで申し込める安心感がある一方で、利用者からはどのような声が上がっているのか、詳しく見ていきます。

公式ならではの強みと、意外な落とし穴についてもしっかりと押さえておくことが大切です。

公式サービス楽まるの評判とメリット

ホンダの正規ディーラーで契約できる「楽らくまるごとプラン」、通称「楽まる」は、なんといってもメーカー公式ならではの圧倒的な安心感が最大の魅力です。

私も詳しく調べてみたんですが、月額料金に車両代だけでなく、毎年の自動車税、車検費用、法定点検、さらにはメーカー推奨のスケジュールに合わせたエンジンオイルや消耗品の交換費用まで「まるっと」含まれているのが特徴ですね。

自分で整備工場を探したり、車検のたびにまとまったお金を用意したりする必要がないので、家計の管理が劇的に楽になります。

そして、楽まるの評判を調べていて特に驚いたのが、契約満了時の「免責30万円」という制度です。これ、地味にすごいんですよ。一般的なカーリースでは、車を返却する際に「原状回復」が求められます。

つまり、小さな擦り傷やへこみ、内装の汚れなどがあると、その修理費用として数万円から十数万円の「精算金」を請求されることがよくあるんです。これがカーリースを躊躇する大きな理由になっている人も多いはず。

しかし、楽まる(3年・5年プラン)なら、返却時に内外装の減点があっても、最大30万円分まではユーザーの負担なしで免除してくれるんです。

30万円あれば、バンパーの擦り傷やドアの小さなくぼみ程度なら十分カバーできる金額です。「運転に自信がないから、返却時に高額請求されたらどうしよう…」と不安に思っている人や、小さな子供がいてシートを汚してしまいそうなパパ・ママにとっては、この免責制度があるだけで楽まるを選ぶ理由になると私は思います。

さらに、7年契約プランを選択した場合は、契約満了後にそのまま「車がもらえる」というオプションも用意されています。

これなら、「リースは自分のものにならないから損」という心理的なハードルもクリアできますし、愛着が湧いた車にそのまま乗り続けられるのは嬉しいですよね。

楽まるを選ぶべき3つの理由

  • メンテナンスは全国のホンダ正規ディーラーで純正整備が受けられる
  • 返却時の原状回復費用が30万円まで免除される(3年・5年プラン)
  • 7年契約なら、満了後にそのまま車をもらって乗り続けられる

知っておくべきデメリットと解約のリスク

一方で、契約前に絶対に知っておくべきデメリットについても包み隠さずお話しします。まずよく聞くのが「料金が決して最安値ではない」という点です。

楽まるは、ディーラーでの高品質な純正メンテナンスや手厚い保証、そして先ほど紹介した「30万円の免責」などがパッケージされています。

そのため、必要最低限のメンテナンスのみを提供する格安カーリース会社と比較すると、どうしても月額料金は少し高めに設定されている印象があります。「とにかく1円でも安く乗りたい」という人には、少しリッチなプランに感じるかもしれません。

また、個人的に一番注意喚起したいのが「中途解約」に関するリスクです。これは楽まるに限らず多くのカーリースに共通することですが、原則として契約期間中の解約はできません。

もし、転勤や海外赴任、あるいは家族構成の変化などでどうしても車を手放さなければならなくなった場合、どうなると思いますか?

基本的には、「残りの契約期間のリース料」+「設定残価」-「車の査定額」といった計算式で算出される、かなり高額な中途解約金(違約金)を一括で支払う必要があります。

タイミングによっては、数十万円から百万円近い請求になるケースも珍しくありません。「とりあえず5年で契約しておいて、飽きたら3年で返せばいいや」という軽い気持ちで契約するのは絶対にNGです。

ご自身の今後のライフプランをしっかり考えた上で、無理のない契約年数を選ぶことが、後悔しないための最大のポイントですね。

ここに注意!

楽まるは基本的に中途解約ができません。もし解約が必要になった場合、残債と査定額の差額を一括で支払う必要があり、高額な負担になる可能性があります。契約年数は慎重に決めましょう。

ホンダファイナンスの審査基準と難易度

カーリースを利用するうえで避けて通れないのが「審査」ですよね。「自分は審査に通るのかな…」と不安に感じている方も多いと思います。楽まるの審査は、ホンダグループの金融会社である「株式会社ホンダファイナンス」が行います。

一般的に、銀行のマイカーローンよりは審査が柔軟で通りやすいと言われていますが、だからといって「誰でも通る(激甘)」というわけではありません。

審査で見られる主なポイントは、年収や職業の安定性、勤続年数、そして何より重要なのが「信用情報(クレジットヒストリー)」です。ホンダファイナンスは、CICやJICCといった信用情報機関のデータを参照します。

もし過去数年以内にクレジットカードの支払いを長期滞納していたり、債務整理を行っていたりする場合(いわゆるブラックリスト状態)は、審査通過がかなり厳しくなると考えてください。

とはいえ、年収が200万円台の方や、主婦、学生、年金受給者の方でも契約できているケースはたくさんあります。その秘訣の一つが「頭金」の設定です。

楽まるはカーリースですが、頭金を入れて月々の支払額(審査対象額)を下げることや、安定した収入のある親族を「連帯保証人」に立てることで、審査のハードルを下げることが可能です。

もし審査に不安があるなら、正直にディーラーの担当者に相談してみるのが一番の近道かなと思います。

審査に通りやすくするコツ

審査が不安な場合は、頭金を設定して借入総額を減らすか、親族に連帯保証人をお願いできるか確認しておきましょう。これだけで通過率がグッと上がります。

N-BOXやヴェゼルなど人気車種の料金

では、実際に人気のホンダ車に乗るにはいくらかかるのでしょうか?具体的なイメージを持ってもらうために、代表的な車種で見てみましょう。

例えば、日本で一番売れている軽自動車「N-BOX」の場合、楽まるの5年契約だと、メンテナンスや税金まですべて込みで月額2万円台後半(ボーナス払いなし)くらいからが目安になります。もしボーナス払いを併用すれば、月々1万円台に抑えることも可能です。

一方、スタイリッシュなSUVとして大人気の「ヴェゼル(VEZEL)」になると、車両本体価格も300万円前後になりますので、月額料金は5万円台〜(ボーナスなし)が相場になります。

これだけ聞くと「月5万円はちょっと高いかも?」と感じるかもしれませんが、ここには毎年の自動車税(約3.6万円)や車検代(10万円前後)、オイル交換代などが全て含まれています。

ローンで購入した場合、これらの維持費は別で払わなければならないので、トータルコストで考えると実はそこまで割高ではないことも多いんです。

また、ホンダ車は中古車市場でも人気が高いため、数年後の価値(残価)が高く設定されやすいという特徴があります。残価が高いということは、リース期間中に支払う車両代金分が少なくなるため、車両価格の割に月額料金が抑えられる傾向にあるんです。

特にN-BOXやヴェゼルのようなリセールバリューの高い車は、カーリース向きの車種と言えるでしょう。

車種月額目安(5年・均等)特徴
N-BOX2万円台後半〜圧倒的人気で残価が高く、リース料金のコスパが良い。
ヴェゼル5万円台前半〜SUV人気でリセール◎。ハイブリッドモデルがおすすめ。
フリード4万円台〜ファミリー層に最適。免責30万円の恩恵が大きい。

短期なら中古車のマンスリーも候補に

もしあなたが、「転勤で1年だけ車が必要」とか「注文した新車が届くまでの半年間だけ乗りたい」といった短期的な利用を考えているなら、新車のリース(楽まる)ではなく、「Honda マンスリーオーナー」というサービスを強くおすすめします。

これはホンダが公式に提供しているサブスクリプションサービスで、最短1ヶ月から、1ヶ月単位で利用できるんです。

対象となる車はホンダの認定中古車が中心ですが、このサービス最大のメリットは、月額料金に「任意保険料」が含まれていることです。

通常、カーリースやレンタカーを長期間借りる場合、任意保険は自分で別途加入しなければならず、特に20代前半の方や等級が低い方だと、保険料だけで月額1〜2万円かかってしまうこともザラにあります。

しかし、Honda マンスリーオーナーなら、対人・対物無制限の手厚い保険がコミコミです。若年層や、初めて車を持つ人にとっては、トータルコストで比較すると驚くほど安く済むケースがあります。

解約金もかからず、いつでも好きなタイミングで返却できるので、人生のちょっとした隙間期間を埋めるには最強のツールだと言えますね。ただし、人気車種はWebサイトに掲載された瞬間に予約が埋まってしまうこともあるので、こまめなチェックが必要です。

カーリースでホンダ車を比較して賢く選ぶ方法

ホンダ車に乗る方法は、公式の「楽まる」だけではありません。実は、世の中にある多くの「サードパーティ(非メーカー系)」のカーリース会社を利用したほうが、あなたのライフスタイルによっては条件が良い場合もあるんです。

ここでは、公式と他社を比較する際のポイントや、賢い選び方について解説します。

楽まると他社カーリースの料金を比較

「とにかく月々の支払いを安く抑えたい!」というコスト重視派の方は、サードパーティのカーリース会社と比較してみることを強くおすすめします。例えば、「定額カルモくん」や「ニコノリ」、「SOMPOで乗ーる」といったサービスです。

これらの会社は、楽まるにはない「9年契約」や「11年契約」といった超長期プランを用意していることが多いんです。

カーリースの月額料金は、基本的に「車両価格から残価を引いた金額」を「契約月数」で割って算出します。つまり、契約期間が長ければ長いほど、月々の支払額は安くなります。

楽まるは最長7年ですが、他社で11年契約などを選べば、N-BOXの新車に月額1万円台前半(ボーナスなし)で乗れるプランも見つかります。

また、メンテナンスの内容を自分で選べるのも他社の特徴です。「自分はガソリンスタンドで安くオイル交換するから、メンテナンスパックはいらない」という人は、メンテナンスなしのプランを選べばさらに月額を下げられます。

楽まるは高品質なディーラー整備が強制付帯なので安心ですが、その分コストは固定化されます。安さを取るか、安心を取るか、一度見積もりを取って比較してみるとその差がはっきりするはずです。

中途解約の条件や違約金を回避する策

先ほど「中途解約リスク」について触れましたが、実はこのリスクを回避できるカーリースも存在します。公式の楽まるでは中途解約が原則不可ですが、例えば「SOMPOで乗ーる」というサービスには、「中途解約オプション」という画期的な仕組みが用意されています。

このオプションに加入しておくと、契約から一定期間(例:3年など)が経過した後であれば、なんと解約金ゼロで車を返却したり、別の車に乗り換えたりすることができるんです。

これ、すごくないですか?「今はN-BOXがいいけど、3年後には結婚してミニバンが必要になるかも」とか「急に海外転勤になる可能性がある」といった、将来が不確定な人にとっては、まさに救世主のようなオプションです。

ライフスタイルが変化しやすい現代において、数年先のことは誰にもわかりません。少しの追加料金で「いつでも辞められる自由」が手に入るなら、精神的な安心感は段違いです。

柔軟性を重視するなら、こうしたオプションがある会社を選ぶのが、リスク回避の最も賢い方法だと言えるでしょう。

柔軟性を重視するならここをチェック

SOMPOで乗ーる」の中途解約オプションなら、一定期間経過後は違約金なしで解約・乗り換えが可能。将来のライフプランが変わりそうな人には最適です。

法人契約におけるビジネスリースの違い

もしあなたが個人事業主や法人代表者で、仕事用の車としてホンダ車を探しているなら、一つ大きな注意点があります。実は、これまで解説してきた公式の「楽まる」は、個人契約専用のプランであり、法人名義での契約が原則できません(※N-VAN e:など一部の商用EVを除く)。

法人がホンダの公式サービスを利用したい場合は、「ホンダ ビジネスリース」などを利用することになります。

こちらは「ファイナンスリース」や「メンテナンスリース」といった法人向けの本格的な契約形態となり、経費計上のしやすさや車両管理のアウトソーシングといったメリットがありますが、審査には決算書の提出が必要だったり、手続きが個人向けよりも複雑だったりすることがあります。

その点、他社のカーリース(定額カルモくんやSOMPOで乗ーるなど)であれば、個人事業主や法人であっても、Webから個人のような感覚で手軽に申し込めるところが多いです。

審査スピードも早く、登記簿謄本や決算書なし(代表者の個人審査のみ)で契約できるケースもあるため、ビジネスのスピード感を重視するなら、あえて公式にこだわらず他社を検討するのも賢い選択肢です。

審査が不安な人におすすめの会社

「過去にスマホ代を滞納してしまったことがある」「勤続年数が短くて審査が通るか心配…」という方もいると思います。もし、ディーラーで楽まるの審査(ホンダファイナンス)に落ちてしまった場合でも、そこで諦めるのはまだ早いです。

カーリース会社によって、提携している信販会社(審査をする会社)は異なります。例えば、A社はオリコを使っているけど、B社はジャックスとSMBCファイナンスを使っている、といった具合です。

審査基準は会社ごとに微妙に異なるため、「ホンダファイナンスはダメだったけど、オリコなら通った」ということは往々にして起こります。

特に、「定額カルモくん」や「ニコノリ」などは、複数の信販会社と提携しており、一度の申し込みで複数の審査チャンスがあるような仕組みを持っています。

また、一部の中古車リース店では、信販会社を通さない「自社審査」を行っているところもあります。自分の信用情報に自信がない場合は、一社で落ち込んだりせず、申し込み先を変えてみるなどの戦略を立ててみてください。

まとめ:カーリースでホンダ車ならSOMPO

ここまで、ホンダ車に乗るためのカーリース事情について詳しく見てきましたが、最後に私なりの結論をお伝えしますね。公式の「楽まる」も、30万円の免責やディーラー整備の安心感があり、素晴らしいサービスであることは間違いありません。

特に「絶対にホンダディーラーと付き合っていきたい」という保守的な方にはベストな選択です。

しかし、個人的には「SOMPOで乗ーる」を最もおすすめしたいなと思います。その理由は、やはりその「自由度の高さ」と「リスクへの対応力」です。

SOMPOで乗ーるなら、国産車全メーカーに対応しているため、当然ホンダ車も選べますし、もし気が変わって「やっぱり輸入車に乗りたい!」となっても対応できます。

そして何より、「中途解約オプション」「残価保証オプション」の存在が大きいです。これらをつけておけば、将来の解約リスクや、返却時の精算トラブルを恐れることなく、安心してカーライフを楽しめます。(出典:SOMPOで乗ーる『中途解約オプションについて』

ホンダ車という素晴らしい車に乗りつつも、契約の縛りには苦しめられたくない。そんな賢く、柔軟なカーライフを送りたい方は、ぜひ一度SOMPOで乗ーるの見積もりをチェックしてみてくださいね。

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