ハスラーに乗りたいけれど初期費用や維持費が心配、そんなときに選択肢として浮上するのがカーリースですよね。月々の支払いや審査の基準、さらにデメリットなど契約前に気になることは山積みだと思います。
特にハスラーのような人気車種だと、グレード選びや納期の面でも迷ってしまうことが多いものです。この記事ではハスラーをカーリースで利用する際の実情や審査のポイント、そして失敗しないための選び方について、私なりの視点で分かりやすく解説していきます。
記事のポイント
- ハスラーをリースする際の料金相場や審査の通過ポイント
- 契約前に必ず知っておくべきデメリットやリスクの回避策
- タフワイルドなどの人気グレードや中古車リースの活用法
- ハスラーに乗るならSOMPOで乗ーるがおすすめな理由
ハスラーのカーリースにおける料金や審査の仕組み
まずは、ハスラーをカーリースで利用する際の基本的な仕組みについて解説します。購入とは違い、契約期間や残価設定など独自のルールがあるため、ここを理解しておくことが後悔しないための第一歩です。
特に軽自動車の中でもリセールバリューが高いハスラーだからこそ、リースの仕組みをうまく活用すれば、驚くほどお得に乗れる可能性がある一方で、仕組みを知らないと損をしてしまうリスクも潜んでいます。
知っておくべきデメリットや途中解約のリスク
カーリースは「月々定額で新車に乗れる」という非常に魅力的なサービスですが、契約する前に必ず理解し、納得しておかなければならないデメリットがいくつか存在します。
ここをあやふやにしたまま勢いで契約してしまうと、数年後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。特にハスラーのような人気車種の場合、長く乗るつもりで契約する方が多いと思いますが、長期契約にはそれなりのリスクが伴います。
最大の注意点は、原則として契約期間中の途中解約ができないことです。これは多くのカーリース会社に共通するルールで、例えば「結婚して家族が増えたから、軽自動車のハスラーからミニバンに乗り換えたい」といった個人的な理由での解約は基本的に認められません。
もし、死亡や全損事故、海外転勤などやむを得ない事情で解約が認められた場合でも、残りのリース料を一括で支払うなどの高額な違約金(解約清算金)を請求されるリスクがあります。
ハスラーは耐久性が高く長く乗れる車ですが、自分のライフプランと契約期間がマッチしているかは慎重に検討する必要があります。
残価精算のリスク(オープンエンド方式)
カーリースには「オープンエンド」と「クローズドエンド」という2つの契約方式があります。オープンエンド方式の場合、契約時に設定した「残価(数年後の予想下取り価格)」と、返却時の「実際の査定額」との差額を精算する必要があります。
ハスラーは中古車市場でも人気がありリセールバリューが高い車ですが、市場相場は水物です。もし契約満了時に中古車相場が暴落していたり、車体に大きな傷があって査定額が下がったりすると、最後に数万円〜数十万円の追加支払いが発生する可能性があります。月額料金の安さだけで飛びつかず、この「残価精算」があるかないかは必ずチェックしてください。
また、自分のもののように乗れるとはいえ、あくまで「借り物」であるため、返却時の原状回復義務があります。日常的な使用に伴う小さな傷や汚れは許容されることが多いですが、大きなヘコミや内装の著しい汚れ、ペットの臭いなどは、返却時に修理費用として請求される可能性があります。
特にハスラーをアウトドアでガシガシ使いたいと考えている方は、ラゲッジマットを敷くなどの対策をしておくのが賢明ですね。
審査の難易度と通りやすくするポイント
「自分は審査に通るだろうか?」と不安に思う方も多いですよね。実際に、私の運営するサイトにも審査に関する相談はよく寄せられます。
カーリースの審査は、カーリース会社が独自に行うものではなく、提携している信販会社(オリコ、ジャックス、セディナなど)を通して行われるのが一般的です。
つまり、通常のマイカーローンやクレジットカードを作る際と同じような基準でチェックされると考えてください。審査で見られる主なポイントは以下の3点です。
- 年収:一般的に年収200万円以上が目安と言われますが、これは絶対条件ではありません。安定した収入があるかどうかが重視されます。
- 職業と勤続年数:正社員で勤続年数が1年以上あると有利ですが、アルバイトやパート、派遣社員の方でも、連帯保証人を立てることで通過するケースは多々あります。
- 信用情報:これが最も重要です。過去にクレジットカードの支払いや携帯電話本体の分割払いなどで滞納履歴(いわゆるブラックリスト入り)がないかがチェックされます。
もし審査に不安がある場合は、申し込み時に親族(親や配偶者)に連帯保証人になってもらうことで、審査通過率をグッと上げることができます。
また、ハスラーには「HYBRID G」や「HYBRID X」、「J STYLE II」など複数のグレードがありますが、グレードによって車両本体価格が異なります。
審査の対象となるのは「リース料の総額」なので、最初は高いグレードやオプション満載の状態ではなく、車両価格の低いグレードで審査を申し込むのも一つの有効な戦略です。
一度審査に通ってしまえば、そこからグレードを上げたりオプションを追加したりする相談は比較的スムーズに進むことが多いんですよ。
「お試し審査」の活用
最近では、定額カルモくんやSOMPOで乗ーるなど、Web上で契約前に「仮審査」だけを受けられるサービスが増えています。これを利用すれば、本契約の前に自分が審査に通るラインにいるのかを確認できるので、不安な方はまずここから始めてみるのがおすすめです。
月額料金やボーナス払いなしの費用相場
ハスラーをカーリースで契約する場合、月額料金は実際にどれくらいになるのでしょうか。Web広告やチラシなどで「ハスラーが月々5,500円〜!」といった衝撃的な激安価格を見かけることがありますが、これには少し注意が必要です。
こういった激安表示の多くは、年2回の高額な「ボーナス払い」を前提とした設定になっています。例えば、月々は5,000円台でも、夏と冬のボーナス月にそれぞれ3万円〜5万円、場合によっては10万円近く加算されるプランも珍しくありません。
これを年間の支払総額にならして計算してみると、実質の月額負担は2万円〜3万円程度になることが一般的です。「月々が安いから」と飛びついたものの、ボーナスが出なかったり減額されたりしたときに支払いが苦しくなる…というケースは避けたいですよね。
家計管理には「均等払い」がおすすめ
私が強くおすすめするのは、ボーナス払いなしの完全月額定額(均等払い)です。これなら毎月の支払額が一定になるので、家計の管理が圧倒的に楽になります。
ハスラーの場合、ボーナス払いなしで契約期間を5年〜7年程度に設定すると、月額料金の相場はおおよそ2万円台前半〜3万円程度になります。一見すると「ローンのほうが安いのでは?」と感じるかもしれませんが、この金額には以下の費用がすべて含まれていることを忘れてはいけません。
- 車両本体価格
- 登録時の諸費用
- 契約期間中の自動車税(種別割)
- 契約期間中の自動車重量税
- 契約期間中の自賠責保険料
- (プランによっては)車検基本料やオイル交換代
毎年5月にやってくる自動車税の通知書に怯える必要もありませんし、車検のたびにまとまったお金(10万円近くかかることもありますよね)を用意する必要もありません。
すべてコミコミで毎月2万円ちょっとで新車のハスラーに乗れると考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くない選択肢だと言えるでしょう。
即納を希望するなら中古車リースも検討
ハスラーは発売以来、常に販売ランキングの上位にいる超人気車種です。そのため、新車で注文すると、時期や選ぶグレードによっては納車までに数ヶ月、タイミングが悪ければ半年近く待たされることも珍しくありません。
「今の車の車検がもうすぐ切れるから、すぐに乗り換えたい」「転勤ですぐに車が必要になった」という方にとって、この納期は大きなネックになりますよね。
そんなときにぜひ検討してほしいのが、中古車リースという選択肢です。中古車リースとは、リース会社が保有している在庫車両や、提携している中古車市場の車をリースする仕組みのことです。
中古車リースの最大のメリットは、なんといっても即納が可能であることです。すでに車が存在しているため、契約手続きと名義変更などの整備が終われば、早ければ2〜3週間程度で納車されることもあります。これは新車にはない圧倒的なスピード感です。
ハスラーの中古車リース相場
価格面でもメリットがあります。初代モデル(MR31S/41S)であれば、メンテナンス込みでも月額1万円台半ばから乗れるプランが多くあります。現行モデル(MR52S/92S)の高年式車でも、新車リースより数千円安い月額料金で利用できるケースが多いです。
ただし、中古車は「一物一価」であり、1台ごとに状態が異なります。前のオーナーの使用状況によっては、内装に傷があったり、タバコやペットの臭いが残っていたりする可能性もゼロではありません。
特にハスラーはアウトドアで使われることも多い車なので、荷室の使い込まれ具合などは要チェックです。契約前には必ず車両の状態表(評価点)を確認し、できれば「修復歴なし」の車を選ぶこと、そして万が一の故障に備えてしっかりとした保証が付帯されているかを確認することをおすすめします。
タフワイルドなどアウトドア仕様の内装魅力
ハスラーを選ぶ大きな理由の一つが、その個性的なデザインと使い勝手の良さですよね。ただの移動手段としてだけでなく、「遊びの相棒」としてハスラーを選びたいという方も多いはずです。
特に2024年5月に追加された新グレード「タフワイルド(TOUGH WILD)」は、その名の通りタフでワイルドな外観で、アウトドア好きの心を鷲掴みにしています。
ハスラーをリースで選ぶ際、グレード選びは非常に重要です。なぜなら、リースは原則として後から改造(カスタム)ができないからです。だからこそ、最初から自分の好みに合った装備がついているグレードを選ぶ必要があります。
タフワイルドの最大の特徴は、専用のフロントグリルやブラックアウトされたバンパーなどの外装ですが、実は内装にもリースユーザーにとって嬉しい機能が備わっています。それが撥水加工が施されたファブリックシートです。
通常のシートだと、飲み物をこぼしたり、雨に濡れた服で座ったりするとシミになってしまい、返却時の査定に響く(原状回復費用を請求される)可能性があります。
しかし、タフワイルドの撥水シートなら、水分を弾いてくれるのでサッと拭き取るだけでOK。汚れがつきにくく、泥のついたアウトドアギアを積む際も安心です。
ドアトリム(ドアの内側)にも撥水素材が使われている徹底ぶりで、まさに「使い倒せる」仕様になっています。
| グレード | 特徴とリースでのおすすめポイント |
| HYBRID G | 最もベーシック。コストを極限まで抑えたい人向けですが、ヘッドライトがハロゲン(オプションでLED可)だったりホイールが鉄だったりと、見た目の質感は少し下がります。 |
| HYBRID X | アルミホイール、LEDヘッドライト、本革巻ハンドルなどが標準装備。質感と価格のバランスが良く、リセールも安定しているのでリース料金が割安になることも。 |
| タフワイルド | 専用グリル、ルーフレール、撥水シートなどを装備。アウトドアでガシガシ使いたいならこれ一択。汚れに強いので返却時のリスクも減らせます。 |
月額料金で見ると、HYBRID Gとタフワイルドでは数千円の差が出るかもしれませんが、契約期間中の満足度や、汚れに対する精神的な楽さを考えると、妥協せずに欲しいグレードを選ぶ価値は十分にありますよ。
カーリースでハスラーを選ぶならSOMPOで乗ーる
数あるカーリース会社の中で、私がハスラーに乗るなら特におすすめしたいのが「SOMPOで乗ーる」です。
「なぜSOMPO?」と思われるかもしれませんが、ハスラーという車のキャラクターと、SOMPOで乗ーるのサービス内容が非常にマッチしているからなんです。その理由を深掘りしていきましょう。
SOMPOで乗ーるの評判や実際の口コミ
「SOMPOで乗ーる」は、保険業界の巨人であるSOMPOホールディングスと、IT企業のDeNAがタッグを組んで運営しているカーリースサービスです。カーリースは数年単位の長い付き合いになる契約ですから、運営会社の信頼性は非常に重要です。
その点、この2社のバックボーンがあるというのは、ユーザーとして大きな安心材料になります。実際の利用者からの評判や口コミをリサーチしてみると、以下のような声が多く見受けられます。
- 「担当者の対応がとても丁寧で、細かいプランの違いも分かりやすく説明してくれた」
- 「輸入車も選べるので迷ったが、最終的に国産車のハスラーにした。選択肢が多いのは見ていて楽しい」
- 「即納車プランがあったおかげで、急な乗り換えでも助かった」
特に評価されているのが、プランの柔軟性とサポート体制です。Web完結型の格安リースも増えていますが、SOMPOで乗ーるはオンライン商談などでしっかりと相談に乗ってくれるため、初めてカーリースを利用する方や、車に詳しくない方でも安心して契約を進めることができます。
ハスラーはグレードやオプションの組み合わせが多い車なので、プロに相談しながら決められるのは大きなメリットですね。
また、SOMPOグループならではの強みとして、任意保険まで含めたトータルの提案力があります。リース契約と保険を一本化することで管理が楽になるだけでなく、万が一の事故の際も窓口が一つで済むという利便性は、実際にトラブルに遭ったときに痛感するポイントです。
メンテナンスプランで維持費を定額にする
車を維持する上で、ジワジワと家計を圧迫するのが定期的なメンテナンス費用です。オイル交換、エレメント交換、ワイパーゴムの交換、そして数年に一度やってくるタイヤ交換やバッテリー交換。
これらを都度支払っていると、「今月は車の出費が重なったな…」と憂鬱になることもありますよね。SOMPOで乗ーるでは、ユーザーのニーズに合わせて以下の3つのメンテナンスプランが用意されています。
| プラン名 | 内容と特徴 |
| シンプルプラン | メンテナンスは含まれません。自分で馴染みの整備工場がある人や、とにかく月額を安く見せたい人向け。 |
| ライトメンテプラン | 車検代、法定点検、オイル交換など基本的な整備が含まれます。日常使いならこれでも十分カバーできます。 |
| フルメンテプラン | 上記に加え、タイヤ交換、バッテリー交換、ブレーキパッド交換など、主要な消耗品がほぼすべてカバーされます。 |
私がハスラーに乗るなら、迷わず「フルメンテプラン」をおすすめします。なぜなら、ハスラーのタイヤサイズ(165/60R15)は軽自動車としては少し大径で特殊なサイズのため、量販店で安売りされている一般的な軽自動車用タイヤよりも交換費用が高くなる傾向があるからです。
フルメンテプランなら、夏タイヤだけでなく、オプションでスタッドレスタイヤの交換や保管サービスまで組み込むことが可能です。
雪国にお住まいの方や、冬はハスラーでスキーに行きたいと考えている方にとって、タイヤ関連の出費まで定額にできるのは、家計管理上最強のメリットと言えるでしょう。
契約期間や走行距離制限の柔軟な設定
一般的なカーリースには「走行距離制限」というものがあります。多くの会社では「月間1,000km」や「月間1,500km」程度に設定されており、これを超えると返却時に追加料金を支払わなければなりません。
しかし、ハスラーのようなアクティブな車に乗っていると、ついつい遠出したくなって距離が伸びてしまうものです。ここで輝くのが、SOMPOで乗ーるの走行距離設定の柔軟さです。なんと、月間走行距離を以下の4パターンから選ぶことができます。
- 1,000km
- 1,500km
- 2,000km
- 3,000km
特に月間3,000kmという設定は、他社ではあまり見かけない長距離設定です。これなら、毎週末に往復数百キロのキャンプに出かけたり、長期休暇に日本一周のようなロングドライブをしたりしても、距離制限を気にしてビクビクする必要がありません。
「ハスラーで遊び尽くしたい!」というユーザーの心理をよく分かっている設定だと思います。
また、契約期間も1年から9年まで、1年単位で自由に設定できます。「とりあえず3年だけ乗って、次は新型に乗り換えたい」という短期派も、「9年乗って愛着が湧いたらそのまま乗り続けたい」という長期派も、自分のライフプランに合わせて最適な期間を選べるのが嬉しいポイントです。
他社と比較した際のSOMPOならではの強み
他の格安リース会社やディーラーのリースと比較した際、SOMPOで乗ーるには明確な「安心」という強みがあります。特に注目すべきは以下の2つのオプションです。
1. 残価保証オプション
先ほどデメリットの項目で「オープンエンド方式の残価精算リスク」について触れましたが、SOMPOで乗ーるにはこのリスクをゼロにする「残価保証オプション」があります。
月額料金にわずかな金額をプラスするだけで、返却時の市場価格に関わらず残価が保証され、精算が不要になります(※過走行や大きな損傷を除く)。これに入っておけば、契約満了時の相場変動に怯えることなく、安心して乗り続けることができます。
2. 中途解約オプション
「カーリースは途中解約できない」というのが常識ですが、SOMPOで乗ーるには一定の条件を満たせば途中解約が可能になる「中途解約オプション」が存在します。
転勤、結婚、出産、介護など、人生は何が起こるか分かりません。このオプションがあれば、万が一車が不要になったり、サイズが合わなくなったりしたときでも、高額な違約金を払うことなく柔軟に対応できます。
個人向けカーリースの市場は年々拡大しており、日本自動車リース協会連合会の統計によると、個人向けリースの保有台数は過去最高を記録し続けています。
多くの人が「所有」から「利用」へとシフトしている今だからこそ、こうした万が一のリスクをカバーできるオプションが充実している会社を選ぶことが、賢い選択と言えるでしょう。(出典:公益社団法人リース事業協会『リース統計』)
まとめ:SOMPOのカーリースでハスラーに乗る
ハスラーは、街乗りから本格的なアウトドアまで幅広く楽しめる、最高のパートナーになり得る車です。その魅力的な車を、頭金なしで月々定額で乗れるカーリースは、現代の賢い車の持ち方と言えます。
数あるカーリース会社の中でも、SOMPOで乗ーるなら、ハスラーのキャラクターに合った「長距離走行プラン」や、タイヤ交換まで含めた「フルメンテナンス」、そして将来の不安を解消する「残価保証」や「中途解約オプション」が充実しています。
単に「月額が安い」だけでなく、「安心して長く乗れる」環境が整っているのが最大の魅力です。
ハスラーのある生活を心から安心して楽しむために、まずは公式サイトで自分の希望するグレードや走行距離に合わせたシミュレーションを試してみてはいかがでしょうか。画面上でポチポチとオプションを選ぶだけで、リアルな月額料金がすぐに分かりますよ。