最近、街中でも頻繁に見かけるようになったカーリース。「頭金なしで新車に乗れるなんて、今の自分にぴったりかも」と思ってワクワクしながらスマホで検索してみると、検索候補に「審査落ち」なんていう不穏な言葉が出てきて、急に不安になったりしませんか。
せっかく気に入った車を見つけて、休日のドライブまで想像していたのに、いざ審査で断られてしまったらそのショックは計り知れませんよね。でも、安心してください。
カーリースの審査に落ちるのには必ず明確な理由がありますし、その理由さえ分かれば、事前に対策をすることで通る確率はぐっと上げることができます。
この記事では、審査に落ちてしまう際によくある構造的な原因と、もしもの時に私たちが取れる具体的なリカバリー策について、私の実体験や業界のリサーチ情報を交えながら、専門用語を使わずに分かりやすくお話ししていきますね。
記事のポイント
- カーリース審査で落ちてしまう主な原因とメカニズム
- 意外と見落としがちな携帯電話料金と信用の関係
- 審査に落ちた後に取るべき具体的なリカバリー策
- 審査通過のチャンスを広げるおすすめのカーリース選び
カーリースで審査落ちとなる共通の原因
カーリースを利用して憧れのマイカーライフを始めるためには、どうしても避けて通れないのが「審査」という関門です。申し込む側からすると、「落ちたらどうしよう」と胃が痛くなる瞬間ですよね。
ただ、審査基準は会社によってまちまちで、仮に落ちてしまったとしても、具体的に何が原因だったのかを教えてもらえることはほとんどありません。
これが余計に不安を煽るんですよね。ここでは、一般的に審査落ちのトリガーになりやすいポイントをいくつか整理してみました。これらを事前に知っておくだけで、無駄な申し込み履歴を増やさずに済みますし、対策も立てやすくなるはずです。
ブラックリストや信用情報の異動

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まず一番に疑うべきなのは、いわゆる「ブラックリスト」の状態になっていないか、という点です。これ、ちょっと怖い響きですが、決して怪しいリストが出回っているわけではありません。
専門的には、CIC(株式会社シー・アイ・シー)やJICC(日本信用情報機構)といった信用情報機関に、「異動」というネガティブな記録がついている状態を指します。
私たちがクレジットカードを使ったり、ローンを組んだりすると、その契約内容や支払状況はすべてこれらの機関に記録されています。
具体的には、クレジットカードの支払いやローンの返済が「61日以上」または「3ヶ月以上」遅れると、この「異動」情報が登録されてしまいます。カーリース会社は審査の際、必ずこの信用情報を照会します。
そこに「異動」の文字があると、「約束通りにお金を払ってくれないリスクが高い」と判断され、残念ながら審査を通過するのは非常に厳しくなります。
私も過去に、引っ越しのごたごたで口座振替の手続きが遅れ、督促状が届いた経験がありますが、あの時は「これでブラックになったらどうしよう」と本当に冷や汗ものでした。
自分の信用情報がどうなっているか不安な方は、CICなどで情報開示請求(スマホで簡単にできます)をして確認してみるのが一番確実です。手数料は1,000円程度かかりますが、無駄な審査落ちを避けるための投資と考えれば安いものですよ。
注意ポイント
一度登録された「異動」情報は、延滞を解消して完済しても、そこから5年〜7年程度は記録が残り続けます。この期間中は、新たなローンやリースの契約が著しく難しくなるので、日々の支払いは期日を守ることが何よりも大切です。(出典:株式会社シー・アイ・シー『信用情報の保有期間』)
年収や勤続年数と返済能力の評価
次に大切なのが「安定した収入があるか」という点です。カーリースは3年、5年、7年といった数年単位の長いお付き合いになる契約です。リース会社からすれば、高額な車を貸し出すわけですから、「最後まで滞りなくちゃんと払ってくれるかな?」という部分を一番気にします。そこで指標となるのが、年収と勤続年数です。
一般的に、年収が200万円を下回っていると審査のハードルが上がると言われています。ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、「年収が高ければ絶対に大丈夫」というわけでもない点です。
例えば、年収が500万円あったとしても、完全歩合制のフリーランスになりたてだったり、転職したばかりで勤続年数が1年未満だったりすると、「収入の安定性」という面でマイナス評価になることがあります。
逆に、年収が250万円程度でも、同じ会社に3年以上勤めている正社員や公務員の方などは、収入が途絶えるリスクが低いとみなされ、信用度が高く評価されやすい傾向にあります。
私も独立したての頃は、会社員時代よりも収入があったにもかかわらず、クレジットカードの審査に落ちた経験があります。社会的信用においては、「今いくら稼いでいるか」よりも「これからも安定して稼ぎ続けられるか」が見られているんだなと痛感しました。
携帯電話料金の滞納による金融事故

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これ、特に若い方や学生さんが意外と見落としている落とし穴なんですが、携帯電話料金の滞納も審査落ちの大きな原因になります。「たかが電話代の遅れでしょ? 車の審査に関係あるの?」と思った方は要注意です。実はこれ、めちゃくちゃ関係あるんです。
今のスマートフォンって、最新機種だと本体代金が10万円や15万円を超えることも珍しくないですよね。多くの人はこれを一括ではなく、24回や48回の分割払いで購入していると思います。
実はこの「分割払い」、法律的には「割賦販売契約」という立派なローン契約なんです。つまり、毎月の通信料と一緒に請求される端末代金の支払いが遅れるということは、ローンの支払いが遅れたのと同じ扱いになり、信用情報機関(CIC)に「未入金」マークがつき、最悪の場合は「異動」情報として記録されてしまいます。
私も学生時代、バイト代が入る前に口座にお金を入れ忘れてスマホが止まったことがありましたが、今思うとゾッとします。もしあの時、端末代金の分割払いを含んでいたら、今のカーリース契約はできていなかったかもしれません。
毎月のスマホ代、たかが数千円、数万円と思わずに、引き落とし日には十分注意しましょう。もし心当たりがある場合は、すぐにキャリアに連絡して未納分を解消することが先決です。
他社からの借入額や返済負担率

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審査において非常に重要な指標の一つに「返済負担率」というものがあります。これは、年収に占める年間の総返済額の割合のことです。カーリースの審査では、これから契約しようとしている車のリース料だけでなく、今すでに抱えている他の借金(住宅ローン、キャッシング、カードのリボ払い、先ほどのスマホの分割払いなど)も含めて計算されます。
一般的に、この返済負担率が年収の30%〜35%を超えると、審査に通るのが難しくなると言われています。例えば、年収300万円の人であれば、年間の返済総額の目安は90万円〜100万円程度まで。
もしすでに他社への返済で年間50万円を使っていたら、カーリースに回せる枠は残り40万円程度しかありません。月額に直すと3万3千円くらいですね。
これを超えそうな高級車を希望すると、「これ以上貸すのは過剰融資(貸しすぎ)になって危険だな」と判断されてしまうわけです。もし複数のカードローンやリボ払いがあるなら、可能な範囲で繰り上げ返済をして借入残高を減らしてから申し込むのが、審査通過への近道です。
過去の債務整理や自己破産の履歴
過去に債務整理(任意整理、個人再生、自己破産など)を行った経験がある場合、その事実は信用情報機関にバッチリ登録されます。
これは金融機関にとって「過去に約束通りに返済されなかった」という決定的な証拠になってしまうため、通常の信販会社を通すカーリースの審査通過は極めて困難になります。
自己破産などの場合、免責が確定してから5年〜7年(全国銀行個人信用情報センターの場合は最大10年)は情報が保有され続けます。
よく「ブラックでも通る」といった広告を見かけることがありますが、大手信販会社(オリコ、ジャックス、アプラスなど)を利用する一般的なカーリースの場合、この期間内に審査に通ることはほぼ不可能です。
ただ、一生ダメというわけではありません。期間が過ぎれば情報は消えて「スーパーホワイト(履歴が何もない状態)」になります。
それまでは、必死にお金を貯めて安い中古車を現金で購入するか、後ほど紹介する審査不要のレンタカーサービスなどを利用して凌ぐのが現実的な選択肢かなと思います。
カーリースで審査落ちした後の対処法
「審査に落ちてしまった...もう自分は車に乗れないの?」と落ち込むのはまだ早いです! 私も一度ダメだったことがありますが、そこで諦めなくて本当によかったと思っています。
実は、一度審査に落ちたとしても、条件を変えたり、申し込み先を工夫したりすることで、カーリースを利用できる可能性は十分に残っています。ここでは、私が徹底的にリサーチして「これは使える!」と思った、審査落ちからのリカバリー策を具体的に紹介します。
連帯保証人を立てて再審査を行う

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ご自身の収入が不安定だったり、勤続年数が短かったり、あるいは学生や主婦(主夫)の方で収入自体が少なかったりする場合、最も効果的で即効性がある対策が「連帯保証人を立てる」ことです。これ、審査通過のための最強の切り札と言っても過言ではありません。
例えば、アルバイト収入しかない学生さんでも、安定した収入のある親御さんに連帯保証人になってもらえれば、実質的には親御さんの信用力で審査が行われるようなものです。
リース会社としても、万が一契約者本人が支払えなくなっても保証人が払ってくれるならリスクは低いと判断できます。
実際、私の知人のフリーランス(独立1年目)の方も、単独では審査に落ちてしまいましたが、現役で働いているお父様に保証人をお願いしたところ、嘘のようにあっさり審査に通りました。
「親に頼むのはちょっと...」と気が引ける気持ちも分かりますが、車が必要な事情をしっかり説明すれば協力してくれることも多いはずです。
ポイント
連帯保証人をお願いする際は、その方自身も審査対象になります。すでにリタイアして年金暮らしの親御さんよりは、現役で安定収入があり、かつ信用情報がクリーンな方(兄弟や配偶者など)にお願いするのが鉄則です。
頭金の支払いや安い車種への変更

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審査に通らない理由の一つに「身の丈に合っていないプランを選んでいる」というケースがあります。年収300万円なのに、月額5万円以上するような高級SUVを申し込んでいませんか?
その熱意は素敵ですが、審査では冷静に返済能力を見られます。そんな時は、審査の対象となる金額(貸付元本)を下げる工夫をしましょう。
具体的には、車種のグレードを下げたり、ナビやドラレコなどの高額なオプションを削ったりして月額料金を抑えることです。新車にこだわらず、もともとの車両価格が安い中古車リースを検討するのも非常に賢い選択です。
最近の中古車リースは、しっかり整備されていて新車同様に綺麗な車も多いですよ。また、もし貯金などのまとまったお金があるなら、「頭金」を入れることで、リース会社が貸し出す金額を物理的に減らすことができます。
例えば、車両価格150万円の車でも、頭金を50万円入れれば審査対象は100万円になります。これで返済負担率が下がり、審査に通りやすくなる可能性がグンと上がります。
自社審査など審査が甘い会社選び
一般的なカーリースは、オリコやジャックスといった大手信販会社を通して審査を行いますが、中には信販会社を通さずに「自社審査」を行っているカーリース会社も存在します。これは主に、中古車販売店などが独自に展開しているサービスに見られます。
自社審査の最大のメリットは、過去の信用情報(CICのデータなど)よりも、「今、ちゃんと仕事をしていて支払い能力があるか」という現状を重視してくれる点です。
独自の基準で判断してくれるので、過去に債務整理をしてブラックリスト入りした経験がある方でも、現在安定した収入があれば審査に通るチャンスがあります。
ただし、リース会社側からするとリスクが高い契約になるため、月額料金が相場より割高だったり、保証金の預け入れが必要だったり、選べる車が少し古い中古車に限られたりと、デメリットも存在します。
「多少高くてもいいから、どうしても車が必要!」という場合の、頼れる選択肢として覚えておくと良いでしょう。
審査に定評があるSOMPOで乗ーる
数あるカーリースサービスの中で、私が個人的に審査対策として一番おすすめしたいのが、「SOMPOで乗ーる」です。なぜかと言うと、ここは構造的に「審査のチャンスが2回ある」ような仕組みになっているからです。
実は「SOMPOで乗ーる」は、審査を行う提携会社として、信販系の「オリコ」と、独立系の「プレミアグループ」の2社と提携しています。これがどういうことかと言うと、もし仮にオリコの厳格な審査に落ちてしまっても、自動的に(あるいは選択して)プレミアグループでの審査に回してもらえる可能性があるんです。
プレミアグループは独立系の会社なので、銀行系や信販系とはまた違った独自の審査基準を持っていると言われています。「A社でダメだったけどB社なら通る」という現象が、一つのサービス内で完結するのは大きな強みです。
それに、運営元がDeNAとSOMPOホールディングスという超大手なので安心感もありますし、輸入車も選べたりとプランも魅力的です。「審査が不安だけど、よく分からない怪しい会社は使いたくない」という方には、まず最初に検討してほしいサービスですね。
| サービス名 | おすすめ理由 | 特徴・審査対策のポイント |
| SOMPOで乗ーる | 審査の受け皿が広い | 信販系(オリコ)と独立系(プレミア)の2社と提携しており、実質的に審査チャンスが2回ある。 |
| 定額カルモくん | 長期契約で安く | 最長11年契約が可能。月額料金を極限まで下げることで、年収に対する「返済負担率」を改善しやすい。 |
| ニコノリ | 提携信販会社が多い | 4つの信販会社と提携しており、その人に合った会社で審査してくれるため通過率が高い傾向にある。 |
家族名義での申し込みを検討する
いろいろな対策を試してもダメだった場合、あるいはブラックリスト期間中でどうしても本人の審査が通らない場合の最終手段として、「家族名義で契約してもらう」という方法があります。
これは、同居しているご家族(安定収入のある奥様や旦那様、親御さんなど)に契約者になってもらい、その車を家族みんなで使う「ファミリーカー」として利用する形です。
カーリース契約では、契約者以外が運転することを認めているケースが多いため、実質的にあなたが運転することになっても問題ない場合が多いです。
これなら、あなたの信用情報は審査に関係なく、ご家族の信用力で車を確保することができます。
補足メモ
ただし、リース会社によっては「契約者と主な使用者が同一でなければならない」という規約を設けている場合もあります。また、任意保険の補償範囲(家族限定など)の設定も重要になります。「自分はブラックだから名前だけ貸して」というのは名義貸しという違反行為になりかねないので、あくまで「家族で共有して使いたい」という前提で、申し込み前にリース会社に相談して確認してくださいね。
カーリースで審査落ちしないまとめ

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ここまで、カーリースの審査落ちの原因と、そこからの復活に向けた対策について詳しくお話ししてきました。審査に落ちるという通知を受け取ると、まるで人格を否定されたような気分になって落ち込んでしまうかもしれません。
でも、それは決してあなたの人間性がダメなわけではなく、単に「今の経済的な条件やタイミングが、その会社の基準と合わなかった」というだけのことです。
大切なのは、まず自分の信用情報の状態を正確に把握すること、そして高望みをせずに身の丈に合った車種やプランを選ぶことです。
そして、もし一度ダメでも、諦めずに「SOMPOで乗ーる」のように審査の間口が広いサービスを試したり、連帯保証人をお願いしたりといった具体的なアクションを起こすことです。
正しい知識を持って一つひとつ対策をしていけば、道は必ず開けます。あなたのマイカーライフが実現することを、心から応援しています! まずは一度、オンラインでできる仮審査だけでも試してみる価値はあると思いますよ!