「カーリース 料金 シュミレーション」と検索して、いろんなサイトでポチポチと計算していませんか?月々1万円台とか、ボーナス払いを入れたら月々数千円とか、魅力的な数字が並んでいてワクワクしますよね。
でも、ちょっと待ってください。そのシミュレーション結果の金額、本当にそのまま信じて大丈夫ですか?
実は、私も昔、シミュレーションの安さだけに惹かれて失敗しかけたことがあります。その数字には「含まれているもの」と「含まれていないもの」があって、後から「えっ、これも払うの?」「最後にこんな請求が来るなんて聞いてない!」となってしまうケースが意外と多いんです。
例えば、万が一の事故で全損になったら、強制解約で数百万円の請求が来るかもしれないリスク。契約方式によっては、最後に車の価値が下がっていて数十万円の支払いを求められるリスク。これらは、一般的なシミュレーション画面の「月額料金」だけ見ていても絶対に見えてきません。
この記事では、シミュレーションの数字の裏側にある「仕組み」や「隠れたリスク」を、私の実体験やリサーチをもとに徹底的に深掘りしました。単なる価格比較ではなく、「総額で損をしないためのシミュレーションの見方」をお伝えします。
記事のポイント
- シミュレーションの月額料金に含まれるもの・含まれないものの詳細
- 料金を大きく左右する「残価設定」と「契約方式」の罠
- 契約終了時に発生しがちな「追加費用」のリスクと回避策
- 審査の基準や、シミュレーションから納車までのリアルな流れ
カーリースの料金シュミレーションの基本
まずは、シミュレーションで表示される「月額料金」の正体から暴いていきましょう。パッと見の安さに飛びつく前に、この内訳を理解しておかないと、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
カーリース料金の内訳と任意保険
カーリースのシミュレーションで出てくる月額料金は、基本的に「コミコミ」と言われますが、何がコミコミなのかを正確に把握していますか?一般的には以下の費用が含まれて、契約月数で均等に割られています。
多くのカーリースで月額料金に含まれるもの(標準)
- 車両本体価格(ただし全額ではない。詳しくは後述の「残価」で!)
- 各種税金(期間分の自動車税、重量税、環境性能割など)
- 自賠責保険料(強制保険)
- 登録諸費用(ナンバー取得や手続きの手数料)
これらが全部パックになっているので、毎年5月の自動車税の時期に慌てなくて済むのは、確かにカーリースの大きなメリットですよね。
しかし、ここで絶対に注意しなければならないのが「含まれていないもの」です。シミュレーション結果を比較する際、ここを見落とすと致命的です。
シミュレーションには含まれていないことが多い費用(要注意!)
- 任意保険料(対人・対物・車両保険など)
- 車検・メンテナンス費用(法定点検、オイル交換、タイヤ交換など)
- 駐車場代・ガソリン代
特に「任意保険」は要注意です。トヨタのKINTOのように任意保険まで月額料金に含まれているサービスもありますが、多くの格安リースでは「自分で加入」する必要があります。
例えば、シミュレーションでA社が「月額15,000円」、B社が「月額20,000円」だったとします。「A社の方が安い!」と思いますよね?でも、もしB社が任意保険込みで、A社が別だったらどうでしょう?
若年層などで任意保険料が月1万円かかるなら、A社の実質負担は25,000円になり、実はB社の方が安かった…なんてことが普通に起こります。シミュレーション比較は、必ず「任意保険とメンテ代を足した総額」で行ってくださいね。
| 項目 | 多くのリース(標準) | KINTOなど(フルサービス) | 備考 |
| 車両代・税金 | ○ 込み | ○ 込み | 基本料金に含まれます |
| 自賠責保険 | ○ 込み | ○ 込み | 強制加入の保険です |
| 任意保険 | × 別途必要 | ○ 込み | ここが最大の差! |
| メンテナンス | △ オプション | ○ 込み | パック加入で定額化可能 |
SOMPOで乗ーる(損保ジャパンのカーリース)なら、任意保険込みのプラン(あんしんパッケージ)も選べるため、保険込みの総額で他社と比較できます。任意保険忘れや、保険料が高くなるリスクを避けたい方におすすめです。
「残価設定」とは?料金の仕組み
次に、なぜカーリースのシミュレーション結果は、ローンで購入する場合よりも安く見えるのか?そのカラクリである「残価設定(ざんかせってい)」について解説します。「残価」とは、「契約満了時のその車の予想下取り価格(=将来の価値)」のことです。
カーリースの月額料金の計算式は、ざっくり言うと以下のようになります。
(車両本体価格 - 残価) ÷ 契約月数 + 税金等の維持費 = 月額料金
例えば、300万円の新車を5年契約でリースするとします。5年後に中古車市場で100万円で売れると予測(=残価設定)された場合、あなたが支払う車両代は、差額の「200万円分」だけで済むんです。
300万円全額を払わなくていい。つまり、「自分が乗る期間の分だけ(減った価値の分だけ)お金を払う」という仕組みだから、月々の支払いが安くなるんですね。
「もらえるプラン」は「残価0円」?
最近人気の「契約満了後に車がもらえるプラン」(定額カルモくんなど)でシミュレーションすると、月額料金が少し高く出ることがあります。これは、最後に車をあげる=こちらの資産になるため、「残価を0円」に設定している(車両価格の全額を支払う)からです。
月々の支払いは増えますが、後述する「残価精算リスク」や「原状回復リスク」を気にする必要がなくなるので、精神的にはめちゃくちゃ楽なプランだと言えます。
オープンエンドとクローズドエンドの違い
さて、ここが今回の記事で私が一番伝えたいポイントかもしれません。カーリース 料金 シュミレーションをする上で、「金額」そのものよりも100倍重要なのが、この「契約方式」の違いです。
「オープンエンド」と「クローズドエンド」。聞き慣れない言葉ですが、これを理解せずに契約するのは、目隠しして運転するくらい危険です。
最大の違いは、「契約満了時に『設定した残価』と『実際の査定額』の差額を、誰が責任を持って精算(負担)するか」です。
オープンエンド方式(残価精算リスク:契約者)
契約時に、「あなたの車の3年後の残価は〇〇万円です」と、残価が契約者に公開(オープン)されます。
- 特徴: 契約者と相談して残価を高めに設定できることが多く、そうすれば計算上、月額料金シミュレーションを「激安」に見せることができます。
- リスク: しかし、契約満了時に車を返却する際、実際の査定額が設定残価を下回っていたら、その差額を契約者が現金で一括払い(精算)しなければなりません。
- メリット?: 逆に、中古車相場が上がって査定額が残価より高くなれば、差額がキャッシュバックされる可能性もあります(が、これはあくまで可能性です)。
クローズドエンド方式(残価精算リスク:リース会社)
残価の設定額は、契約者には非公開(クローズド)とされるのが一般的です。
- 特徴: リース会社が将来の市場価格変動リスクを負うため、残価設定は手堅く(低めに)見積もられます。そのため、オープンエンドに比べてシミュレーション上の月額料金は少し「高く」見える傾向があります。
- メリット: その代わり、契約満了時に車の市場価値が暴落していても、契約者への追加請求(残価精算)は一切ありません。
| 比較項目 | オープンエンド方式 | クローズドエンド方式 |
| 残価精算のリスク | あり(契約者負担) | なし(リース会社負担) |
| シミュレーション料金 | 安く見せやすい | 比較的高めになりがち |
| こんな人向け |
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シミュレーションでA社が安くても、もしそれがオープンエンド方式なら、最後に数十万円の請求が来る「時限爆弾」を抱えているようなものです。「最後まで支払いが確定している安心感」を買いたいなら、私は断然クローズドエンド方式をおすすめします。
カーリースと残クレ、どっちがお得?
「残価設定」といえば、ディーラーで勧められる「残クレ(残価設定クレジット)」も似たような仕組みですよね。「どっちがお得なの?」とよく聞かれます。結論から言うと、「何にお金を払うか」の考え方が違います。
カーリース(賃貸借契約)
- 月額料金は「使用料」です。だから「金利」という概念がありません。
- 税金や自賠責保険も月額に含まれているので、支払いがフラットです。
- 「初期費用0円」で乗り出せるのが最強のメリットです。
残クレ(ローン契約)
- あくまで「借金」をして車を買うローンです。
- 「金利」がかかります。しかも、据え置いている「残価」の部分にも金利がかかり続けるので、総支払額の金利負担は意外と大きいです。
- 税金や車検代は、その都度自分で払う必要があります。
- 頭金や登録諸費用が最初に必要になるケースが多いです。
「頭金なしで、毎月定額で家計を安定させたい」ならカーリース。「税金とかは自分で払うから、総支払額をシビアに計算して比較したい(そして金利交渉もしたい)」なら残クレ、という選び方かなと思います。
ボーナス払いのメリットとデメリット
シミュレーション画面には必ずと言っていいほど「ボーナス払い」の項目があります。「ボーナス払い:あり」にすると、月額料金が劇的に安くなるので心が揺らぎますよね。
- メリット: 月々の支払額(見かけ上の数字)を安く抑えられる。「月々1万円!」という広告の多くはこれです。
- デメリット: 年2回、5万円や10万円といったまとまった支払いがやってきます。カーリースは5年、7年といった長期契約です。その間に会社の業績が悪化したり、転職したりしてボーナスが減る・無くなるリスクはありませんか?
もしボーナス払いができなくなっても、リースの途中変更は原則できません。家計管理の透明性を高めるという意味では、私は多少月額が上がっても「頭金・ボーナス払いなしの完全定額(均等払い)」でシミュレーションすることを強くおすすめします。
失敗しないカーリースの料金シュミレーション
シミュレーションの基本的な見方はお分かりいただけたでしょうか?ここからは、さらに踏み込んで、シミュレーション画面には表示されないけれど、契約後に「しまった!」となりがちな「隠れたリスク」と、その回避策について解説します。
残価精算のデメリットと回避策
先ほどの「オープンエンド契約」の話と重複しますが、これは本当に大事なのでもう一度言います。カーリースのトラブルで一番多いのが、この「返却時の精算トラブル」です。
契約満了時に、「市場価格が下がっているから差額の20万円払ってください」と言われたり、「傷があるから修理費10万円です」と言われたり…。せっかく月額を抑えてきたのに、最後にドカンと請求されたら意味がありません。
走行距離超過と原状回復のリスク
これもシミュレーション画面の端っこに小さく書かれていることが多い条件です。リース車はあくまで「借り物」であり、リース会社の資産です。だから、価値を落とさないための制限があります。
走行距離制限と超過料金
多くのプランには「月間1,000km」や「月間1,500km」といった走行距離制限があります。これを超過すると、返却時に1kmあたり3円〜10円程度の追加料金を請求されます。
ちなみに、日本のマイカーユーザーの月間平均走行距離は362kmというデータがあります。(出典:日本自動車工業会『2023年度乗用車市場動向調査』)
平均的な利用(買い物や週末のドライブ程度)なら月間1,000kmプランで十分お釣りが来る計算ですが、毎日長距離通勤する人は要注意です。シミュレーション時に、自分の走行距離に合ったプランを選んでください。
原状回復費用
返却時に、車に大きな傷や凹み、汚れがあると、その修理・クリーニング費用(原状回復費用)を請求されます。「通常使用の範囲内の小傷」ならOKとされることが多いですが、その基準はリース会社の判断次第で、正直曖昧です。
これも、「もらえるプラン」を選べば、返却しないので関係なくなります。傷も愛車の勲章として乗り続けられますからね。
中途解約の違約金と計算方法
カーリースは、原則として「契約期間中の解約(中途解約)はできません」。結婚や引越しで車が不要になっても、簡単には解約できないんです。もし解約が認められても、「残りのリース料全額」に近い高額な違約金(解約金)を一括で支払う必要があります。
5年契約で2年目に解約したら、残り3年分のリース料を一括払い…考えただけで恐ろしいですよね。
最大のリスク:全損事故による「強制解約」
さらに怖いのが事故です。もし事故で車が全損(修理不能)になったら、その時点でリース契約は「強制解約」になります。
車はないのに、「中途解約金(残りのリース料+車の残価)」だけが請求されるという地獄のような状況になります。これを防ぐ唯一の方法は、「車両保険(リース特約付きがベスト)に加入すること」です。
自賠責保険だけでは自分の車や違約金は1円もカバーされません。シミュレーションでどんなに安くても、任意保険代をケチると、人生設計が狂うほどのリスクを負うことになります。
カーリース審査の基準と流れ
「この料金なら払えそう!」と思っても、契約には審査があります。「カーリースの審査は甘い」なんて噂もありますが、基本的にはクレジットカードなどと同じ「信販会社」の審査を通すので、甘くはありません。
審査で見られるポイント
- 年収: 年収200万円以上がひとつの目安と言われますが、それより低くても安定収入があれば通ることもあります。
- 安定性: 勤続年数が長い公務員や正社員は有利です。逆に、自営業やアルバイトは厳しく見られがちです。
- 信用情報: これが一番大事です。過去にクレカの滞納や自己破産(ブラックリスト)があると、ほぼ通りません。
- 借入状況: スマホ端末の分割払いや他社のローンを含め、年収に対する返済負担率が30〜35%を超えていると黄色信号です。
審査から契約までの流れ
- Webでシミュレーション&審査申し込み: 5分くらいで終わります。
- 審査結果の通知: 早ければ翌日〜3日程度でメールが来ます。
- 契約手続き: 審査に通ったら、正式なグレードやオプションを決めて契約書を交わします(郵送やオンライン)。
「自社審査」のカーリースについて
「ブラックでもOK」「自社審査」を謳うリース会社もあります。これは信販会社を通さず、現在支払い能力があるかを独自に見てくれるので通りやすいですが、その分「リース料が割高」「車にGPSや遠隔制御装置(支払いが遅れるとエンジンがかからなくなる)を付けられる」といった条件が付くことがあります。
これは最終手段として考え、まずは普通のリースの審査を試してみるのが良いでしょう。
審査から納車までの期間は?
「審査に通った!明日から乗れる?」残念ながら、カーリース(特に新車)はそんなに早くありません。
- 新車リースの場合:契約してからメーカーに車を発注します。つまり、普通に新車を買うのと同じだけ待ちます。通常で1〜2ヶ月、人気車種なら半年以上かかることもザラです。
- 中古車リースの場合:リース会社が在庫を持っている車なら、整備と登録だけで済むので早いです。最短で1週間〜2週間程度で納車されることもあります。
納車を早めるカギは「車庫証明」
審査や契約が早くても、ユーザー側で準備する「車庫証明(自動車保管場所証明書)」が遅れると納車できません。
駐車場を契約し、管轄の警察署に行って申請し、数日後に取りに行く…という手続きが必要です。
「急ぎで車が欲しい!」という人は、シミュレーション段階で「即納車(中古車)」を選び、審査と同時に車庫証明の準備を始めましょう。
正しいカーリースの料金シュミレーションとは

長くなりましたが、最後にまとめです。カーリース 料金 シュミレーションは、単なる「月額料金の見積もり機」ではありません。あなたのライフプランに合った「リスクとサービス」を選ぶツールです。
正しいシミュレーションを行い、賢い選択をするための最終チェックリストを作りました。
カーリース最終チェックリスト
- 契約方式は「クローズドエンド」か?(または「もらえるプラン」か?残価精算の時限爆弾を抱えていませんか?)
- シミュレーション結果に「任意保険」は入っているか?(入っていないなら、月額+1万円程度を足して他社と比較しましたか?)
- 走行距離制限は自分の生活に合っているか?(毎日長距離通勤なのに、月1,000km制限で契約しようとしていませんか?)
- ボーナス払いに頼りすぎていないか?(5年後、7年後も確実にそのボーナスが払えると自信を持って言えますか?)
これらをクリアした上で「この料金なら納得できる!」と思えるプランなら、カーリースは初期費用を抑えて新車に乗れる、本当に便利なサービスになります。
目先の「月々〇〇円」という数字のマジックに惑わされず、総額とリスクをしっかり見極めて、素敵なカーライフをスタートさせてくださいね!
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