シエンタのサンシェードは、現行の10系と先代の170系で、適合する形状やサイズが異なります。
なお、現行シエンタを「90系」と表記している商品や記事も見かけますが、トヨタ公式で確認できる現行型の車両型式は、MXPC10G・MXPL10G・MXPL15Gなどです。
この記事では、2022年8月以降のモデルを「10系」、2015年7月から2022年8月までのモデルを「170系」として解説します。
まずは、フロント用の汎用サンシェードを選ぶ場合の目安を確認しましょう。
| 世代 | 通称・主な型式 | 発売時期 | 汎用品のサイズ目安 |
|---|---|---|---|
| 3代目 | 10系・MXPC10G・MXPL10G・MXPL15G | 2022年8月~ | 横130cm×縦75cm前後 |
| 2代目 | 170系・NHP170G・NSP170Gなど | 2015年7月~2022年8月 | 横130cm×縦68cmまたは75cm前後 |
上記はフロントガラス自体の実寸ではなく、サンシェードメーカーが公表している汎用品の適合目安です。
ボンフォームの適合表では、10系には縦75cm×横130cm、170系には縦68cm×横130cmと縦75cm×横130cmの両方が適合品として掲載されています。
メーカーによってM・L・ジャンボなどの呼び方が異なるため、サイズ名だけで選ぶのは避けましょう。

最も確実なのは、商品ページに次のいずれかが明記されている製品です。
- シエンタ10系専用
- MXPC10G・MXPL10G・MXPL15G対応
- シエンタ170系専用
- NHP170G・NSP170Gなどに対応
サイズ計測の手間を減らしたい方へ
専用品であっても、ドライブレコーダーや室内カメラなどの装着状況によっては干渉することがあります。
購入前に、対応型式と使用できない装備の両方を確認してください。
\10系・170系の対応商品を確認/
この記事を読めば、以下のポイントが分かります。
記事のポイント
- シエンタ10系と170系に合う汎用サンシェードのサイズ目安
- サイズ表記だけで選ぶと失敗しやすい理由
- センサーハウジングやドライブレコーダーとの干渉対策
- 傘型・折りたたみ型・車種専用品の違い
- サイド・リア用シェードと車中泊用の選び方
シエンタのサンシェードのサイズを選ぶコツ
シエンタのサンシェードを選ぶときは、最初に自分の車が10系と170系のどちらなのかを確認します。
外観が分かりにくい場合は、車検証に記載されている型式を見るのが確実です。
現行の10系と先代の170系では、フロントガラスの形状だけでなく、センサーハウジングやダッシュボード周辺の配置も異なります。
横幅と縦幅だけで判断せず、型式、形状、固定方法まで確認しましょう。

10系シエンタに合うサンシェードのサイズ
10系シエンタで汎用品を選ぶ場合は、横130cm×縦75cm前後が一つの目安になります。
ただし、これはガラスの実寸ではなく、汎用サンシェードメーカーが適合品として示している製品寸法です。
商品によっては、同じ「Lサイズ」でも横幅や縦幅が異なります。
そのため、次の順番で確認してください。
- シエンタ10系への適合表記
- MXPC10G・MXPL10G・MXPL15Gなどの対応型式
- センサーハウジング部分の切り欠き
- ドライブレコーダーとの干渉
- ディスプレイオーディオに中棒が当たらないか

専用品であれば、ガラスの形状や中央部分の装備を考慮して設計されている可能性が高くなります。
一方、汎用品はサイズが近くても、上部や左右に余りが出たり、中央部分が浮いたりすることがあります。
10系特有のガラス形状とサイズ目安
10系のフロントガラス寸法について、トヨタはサンシェード選びに使える内寸を公表していません。
そのため、「フロントガラスの実寸は横136cm×縦68cm」と一律に断定するのは避けた方が安全です。
測定する場所によっても数値は変わります。
例えば、ガラスの最大幅、黒いセラミック部分を除いた範囲、ダッシュボードからルーフまでの距離では、それぞれ異なる数値になります。
汎用品を購入する場合は、メーカーの適合表を優先し、適合表がない商品では現車を計測してください。
計測するときは、次の3か所を確認します。
- ガラス中央部分の縦幅
- ガラス下部の最大横幅
- センサーハウジングを避けるために必要な中央の切り欠き幅
サイズが近くても中央部分が合わない商品があるため、単純な長方形の寸法だけでは判断できません。
フロントだけでなく、スライドドアやクォーターガラスを含めた各窓の大きさを確認したい方は、シエンタの窓サイズを歴代比較した記事も参考にしてください。
ガラス下端のカバー範囲の重要性
サンシェードの下端がダッシュボードまで届かないと、空いた部分に直射日光が当たります。
一方、大きすぎる商品はダッシュボード上で折れ曲がり、ディスプレイやスピーカー周辺を圧迫する可能性があります。
理想的なのは、ガラス面を覆いつつ、下端がダッシュボード上で大きく余らないサイズです。
専用品以外を選ぶ場合は、「横幅だけ合っている商品」ではなく、縦幅と設置後の余り方も確認しましょう。
商品レビューを見る場合も、「ぴったりだった」という評価だけでなく、投稿者の車両型式や年式が自分の車と同じかを確認してください。
170系シエンタのサンシェードの適正サイズ
170系シエンタで汎用品を選ぶ場合は、横130cm×縦68cmまたは横130cm×縦75cm前後が目安です。
ボンフォームの適合表では、170系に両方のサイズが適合品として掲載されています。
ただし、縦68cmと75cmでは設置時の余り方が変わります。
コンパクトに取り付けたい場合は縦68cm、上下のカバー範囲に余裕を持たせたい場合は縦75cmが候補になります。
実際の適合は、商品の素材や固定方法によっても変わるため、購入する商品の適合表を優先してください。
傾斜のあるフロントガラスへの対応
170系はダッシュボードの奥側までガラスが続いているため、サンシェードの下端を整えるときに手が届きにくい場合があります。
設置のしやすさを重視するなら、次のタイプが候補になります。
- ワイヤー入りの折りたたみ型
- 上部をサンバイザーで固定するタイプ
- 170系専用に裁断されたタイプ
大きすぎる商品を無理に押し込むと、シェードがたわんだり、ダッシュボード上の装備へ当たったりします。
「大きいほど遮光できる」と考えず、固定できる範囲のサイズを選びましょう。
ダッシュボードの奥行きと設置位置
170系へ設置するときは、最初からサンシェードの下側を奥まで押し込むのではなく、上部と左右の位置を決めてから下端を整えると設置しやすくなります。
毎日使う場合は、遮光性能だけでなく、設置と収納にかかる時間も重要です。
使用頻度によって、次のように選び分けましょう。
フロントガラスの有効内寸と隙間のリスク
シエンタのフロントガラスについて、トヨタはサンシェード選びに使える有効内寸を公表していません。
また、サンシェードの商品寸法とガラスの寸法は同じではありません。
折りたたみ式やワイヤー式は、窓枠より少し大きい生地をたわませて固定する場合があります。
そのため、「ガラスを計測した数値と同じ商品を選べば必ず合う」とは限りません。
サイズを確認するときは、次の情報を優先しましょう。
- 車種専用という記載
- 対応型式
- メーカーの適合表
- 商品の実寸
- センサーやカメラに関する注意事項
隙間が車内への日差しに与える影響
サンシェードの左右や上部に隙間があると、その部分から直射日光が入ります。
ただし、数センチの隙間があるだけでサンシェード全体の効果がなくなるわけではありません。
駐車時間、車の向き、日差しの角度、シェードの材質などによって、車内への影響は変わります。
短時間の買い物で使用するなら多少の隙間を許容できる場合がありますが、長時間の屋外駐車や車中泊では、隙間の少ない専用品が向いています。
隙間から入る光と内装への影響
直射日光が長期間同じ場所へ当たり続けると、ダッシュボードや内装表面の色あせにつながる可能性があります。
サンシェードは、フロントガラスから入る光を抑えるための補助用品です。
ただし、内装の劣化は紫外線だけでなく、温度、経年、使用環境、手入れの方法などにも左右されます。
「専用品を使えばリセール価格が必ず上がる」とは限りません。
購入時は将来の査定額よりも、日常で使いやすいか、必要な範囲を覆えるかを優先しましょう。
センサーハウジングとシェードの干渉対策
10系では、フロントガラス上部の中央付近に安全運転支援用カメラなどの装備があります。
サンシェードのサイズが合っていても、中央の切り欠きが小さいと、センサーハウジングに当たってシェードが浮くことがあります。
商品を選ぶ際は、「シエンタ10系対応」という表記に加えて、商品画像で中央部分の形状を確認してください。
マジックテープやフラップでルームミラーの軸を挟むタイプは、中央部分を固定しやすい一方、ドライブレコーダーの位置によっては使用できない場合があります。
最新の安全装備ユニットへの対応
安全運転支援用カメラの周辺へサンシェードを強く押し当てるのは避けましょう。
センサーハウジングに接触する商品を無理に装着すると、シェードが変形するだけでなく、周辺機器へ不要な力がかかる可能性があります。
また、専用品であっても、すべての後付け装備に対応しているとは限りません。
次の装備がある場合は、商品ページの注意事項を確認してください。
- 純正または社外ドライブレコーダー
- 室内カメラ
- デジタルインナーミラー用カメラ
- ETCアンテナ
- フロントガラス上部へ追加した機器
現行10系向けのMODELLISTAサンシェードも、室内HDカメラ付き車は対象外とされています。
ドライブレコーダー設置車両の注意点
後付けドライブレコーダーがある場合は、サンシェードが本体やブラケットを押さないようにしてください。
無理に押し込むと、カメラの角度が変わったり、吸盤や両面テープの取り付け部分へ負担がかかったりする可能性があります。
シェードへ自己判断で大きな切り込みを入れると、生地が裂けたり、骨組みが露出したりすることがあります。
加工する前に、ドライブレコーダー対応品や中央部分が調整できる商品を比較しましょう。
サンシェードと干渉しやすいドライブレコーダーの位置については、「シエンタのドラレコは標準装備?機能と後付けの注意点」で詳しく解説しています。
汎用Mサイズと専用品のフィッティング比較
シエンタでは、M・Lなどの商品名だけで適合を判断できません。
ボンフォームの適合表では、横130cmの商品が10系・170系の両方に適合品として掲載されています。
したがって、「横130cmのMサイズは必ず小さくて使えない」とは言い切れません。
重要なのは、横幅だけでなく縦幅、中央の切り欠き、固定方法です。
| 比較項目 | 汎用品 | シエンタ専用品 |
|---|---|---|
| サイズ | 商品ごとに異なる | 対象型式に合わせて設計 |
| 左右の隙間 | 出る場合がある | 比較的抑えやすい |
| センサー周辺 | 干渉する場合がある | 避ける形状の商品が多い |
| 価格 | 比較的安い | 汎用品より高い傾向 |
| 設置方法 | 車との相性に左右される | 対象車では固定しやすい |
| 買い替え後の流用 | しやすい | 他車種へ流用しにくい |
| 車中泊 | 隙間が残りやすい | 全窓セットを選びやすい |
短時間の駐車で価格を抑えたいなら、適合表に掲載された汎用品でも十分な場合があります。
毎日使用する方、長時間駐車する方、車中泊で遮光したい方は専用品が向いています。

市販サイズと現車合わせの違い
市販の汎用品は、複数の車種で使えるように設計されています。
そのため、シエンタへ取り付けたときに、生地が少し余ったり、窓枠の一部に隙間が残ったりすることがあります。
これは必ずしも商品不良ではありません。
汎用品を選ぶ場合は、多少の余りや隙間を許容できるかで判断しましょう。
専用品についても、「専用」と書かれているだけで購入せず、次の項目を確認してください。
- 10系用と170系用のどちらか
- 5人乗りと7人乗りで違いがあるか
- 年式区分
- ドライブレコーダーへの対応
- 吸盤・バイザー・マジックテープなどの固定方法
長期的なコストパフォーマンスの考え方
安価な商品でも、使用頻度が少なければ十分長く使える可能性があります。
反対に、高価な専用品であっても、毎回の収納が面倒で使わなくなれば、購入した意味が薄くなります。
価格だけでなく、次の3点を比較しましょう。
- 設置にかかる時間
- 収納したときの大きさ
- 自分が実際に使う頻度
毎日使う方には、数秒で設置できる傘型やワイヤー式が向いています。
車中泊や長時間駐車が中心なら、収納性よりも遮光範囲を優先した方が後悔しにくくなります。
10系・170系別に商品を探す
同じ「シエンタ用」でも、世代が違う商品は使用できない可能性があります。
商品名だけでなく、対応型式を確認してください。
\型式別の対応商品を比較/
サイドガラス用メッシュシェードの活用術
サイドガラスから入る日差しを抑えたい場合は、メッシュシェードや後席用サンシェードも選択肢になります。
ただし、運転席や助手席の窓へサンシェードを取り付けた状態で走行してはいけません。
前面ガラスや運転席・助手席側のガラスへ、視界を妨げるものを装着した状態は、道路運送車両の保安基準に適合しない場合があります。
道路交通法でも、運転者の視野を妨げる状態での走行は禁止されています。
「メッシュなので見える」「マグネット式ですぐ外せる」という商品でも、走行中に運転席や助手席へ装着しないでください。
フロントサイド用は、駐車中の日差し対策として使用しましょう。
運転席と助手席での日差しを抑える場合
運転席と助手席では、駐車中だけ使用できる取り外し式の商品を選びます。
サイズについては、インターネット上に具体的な寸法が掲載されている場合がありますが、測定位置によって数値が変わるため、一律のサイズとして断定できません。
購入前に、窓枠の最大幅と高さを実際に測定してください。
また、次の部分を覆わない形状が必要です。
- ドアミラーを確認する範囲
- 三角窓
- ドアロック部分
- パワーウインドウの動作部分
走行を始める前には必ず取り外し、視界と窓の開閉を確認しましょう。
2列目スライドドアの広い窓への対策
10系のZグレードには、スライドドアガラスに後席用サンシェードが標準装備されています。
サンシェードで覆えない部分にはセラミックドット加工も施されています。
Zグレードでは、市販のスライドドア用シェードを購入する前に、標準装備で目的を満たせるか確認しましょう。
G・Xグレードや170系では、車種専用のメッシュシェードや吸盤式シェードが候補になります。
ただし、スライドドアの開閉、窓の昇降、乗り降りの妨げにならない商品を選んでください。
シエンタのサンシェードのサイズ別おすすめ品
ここからは、シエンタに合うサンシェードをタイプ別に解説します。
特定の商品がすべての人に適しているわけではありません。
使用目的、設置頻度、収納場所、予算をもとに選びましょう。
トヨタ純正サンシェードのサイズと遮熱性
トヨタ公式のMODELLISTAパーツページでは、10系シエンタ専用サンシェードの価格や適合条件を確認できます。
ウインドシールド専用設計で、収納ケースが付属し、価格は18,700円です。
ただし、室内HDカメラ付き車には設定されていません。
専用品のメリットは、ガラス形状に合わせて設計されており、汎用品より適合確認がしやすいことです。
一方で、市販の汎用品より価格が高く、装着しているカメラによっては選べません。
購入前に車両の装備と品番を販売店で確認してください。
MODELLISTAを含む公式専用品の特徴
公式に案内されているMODELLISTAサンシェードは、専用ケースへ収納できる折りたたみ式です。
公式ページでは専用設計と価格、対象外となる装備が案内されていますが、赤外線の具体的なカット率や、車内温度が何度下がるかまでは公表されていません。
そのため、「IRを60%以上カットする」「汎用品より車内温度が何度低い」といった数値は、公式情報として断定できません。
公式専用品を選ぶ際は、数値だけでなく、次の点を重視しましょう。
- 対象車両への適合
- 取り付けやすさ
- 収納方法
- 保証
- 車両装備との干渉
170系向け純正・専用品は在庫と品番を確認
170系はすでに新車販売を終了しているため、当時の純正品やMODELLISTA用品が現在も新品で購入できるとは限りません。
オンラインショップでは、旧型向けの商品が現行品のように掲載されている場合があります。
購入前に、次の項目を確認してください。
- NHP170G・NSP170Gなどの対応型式
- 前期・後期で適合が変わらないか
- フロントだけか、サイドを含むセットか
- 新品か中古品か
- 付属品や収納袋がそろっているか
古い品番の商品は、販売店やメーカーへ現在の供給状況を確認した方が確実です。
車種専用プレミアムシェードの適合精度
純正品より価格を抑えながら隙間を少なくしたい場合は、社外の車種専用品が候補になります。
フロントだけの商品と、フロント・サイド・リアを含む全窓セットがあるため、用途を間違えないようにしましょう。
- 駐車中の暑さ対策
フロント用 - 後席の日差し対策
スライドドア・サイド用 - 車中泊の目隠し
全窓セット - 防虫しながら換気
網戸・ウインドーネット
同じブランドでも10系用と170系用は形状が異なります。
購入前に、対応型式とセット内容を確認してください。
型取りされた商品のフィッティング
車種専用品は、対象車両の窓形状をもとに裁断されています。
ただし、「専用品なら隙間が一切ない」とは限りません。
吸盤の位置、縫製誤差、車両側の装備、取り付け方によって、わずかな光漏れが出る場合があります。
また、ガラス周囲のセラミックドット部分では、吸盤が付きにくいことがあります。
吸盤式の商品を選ぶ場合は、吸盤の位置が黒いドット部分へ重ならないか、補助板が付属しているかを確認しましょう。
車内で使いやすい素材の選び方
車中泊用では、外側が銀色で内側が黒色の商品や、両面が黒色の商品、多層構造の商品などがあります。
素材によって特徴が異なります。
| 素材・構造 | 特徴 |
|---|---|
| アルミ蒸着 | 比較的軽く、日差しを反射しやすい |
| 黒色生地 | 車内側が落ち着いて見える |
| ウレタン入り | 厚みがあり、収納時はかさばりやすい |
| メッシュ | 光を完全には遮らないが、圧迫感を抑えやすい |
| 多層構造 | 遮光性を高めやすいが、価格も上がりやすい |
駐車中の日よけが目的なら軽さと収納性、車中泊なら遮光性と隙間の少なさを優先しましょう。
傘型サンシェードのサイズ選びと設置手順
傘型サンシェードは、折りたたみ傘のように開閉できるため、毎日出し入れする方に向いています。
ただし、M・Lなどのサイズ表記はメーカーごとに異なります。
「10系だからMサイズ」「170系だからLサイズ」と決めず、実寸と適合表を確認してください。
傘型を選ぶ際は、次の点を確認します。
- 開いたときの横幅と縦幅
- シエンタ10系・170系への適合
- 中央部分の切り欠き
- 中棒の長さ
- 中棒が曲がるか
- 収納時の長さ
- 骨組みの先端が内装へ当たらないか
傘型は設置が簡単な一方、骨組みや中棒が車内装備へ当たりやすい商品もあります。
最初はゆっくり開き、内装との位置関係を確認してください。
\傘型の対応サイズを比較/
10系ディスプレイオーディオとの干渉
10系へ傘型サンシェードを設置すると、中棒の先端がディスプレイオーディオやダッシュボード付近へ当たる場合があります。
特に、長くてまっすぐな中棒を持つ商品は注意が必要です。
干渉した状態で無理に固定すると、ディスプレイ表面へ傷を付けたり、シェードの骨組みが変形したりする可能性があります。
商品レビューを確認する場合は、同じ10系シエンタで、同じサイズのディスプレイを装着している購入者の情報を参考にしてください。
曲がる中棒モデルのメリット
中棒が曲がるタイプや、短く収納できるタイプは、ディスプレイを避けて設置しやすいのがメリットです。
ただし、「曲がるタイプなら必ず干渉しない」とは限りません。
曲げられる位置、中棒の長さ、持ち手部分の大きさは商品によって異なります。
購入前に商品画像と寸法を確認し、設置時にディスプレイやシフト周辺へ荷重がかからないものを選びましょう。
リアガラスや小窓のサイズに合わせた対策
フロントガラスだけを覆っても、車中泊で完全な目隠しをすることはできません。
シエンタには、スライドドアガラス、リヤクォーターガラス、バックドアガラスなど、形の異なる窓があります。
これらの窓へ汎用品を取り付ける場合は、窓ごとに計測が必要です。
一方、全窓専用セットであれば、小窓を含めた形状に合わせて作られています。
ただし、セット内容は商品によって異なります。
「フルセット」と書かれていても、フロントガラスが別売りになっている場合があるため注意してください。
専用品を選びたいクォーターガラス
リヤクォーターガラスは形状が複雑で、長方形の汎用品を合わせにくい部分です。
駐車中の日差しを少し抑えるだけなら、静電吸着式の商品を使う方法もあります。
車中泊で外からの視線や光漏れを抑えたい場合は、10系または170系専用に裁断された商品が向いています。
自作する場合は、型紙を作ってから素材を切り、窓枠や内装を傷つけない固定方法を選びましょう。
リアカメラやデジタルミラーへの配慮
バックドアガラスへシェードを取り付けると、後方カメラやドライブレコーダーの映像が遮られる場合があります。
駐車中や車中泊中の目隠しとして使用することはできますが、走行前には必ず取り外してください。
サンシェードを装着したまま走行すると、後方確認ができなくなるおそれがあります。
デジタルインナーミラーを使用している場合も、カメラの取り付け位置とシェードの範囲を確認しましょう。
車中泊でのプライバシーを守るサイズ選び
車中泊では、駐車中の日差し対策よりも、外からの視線と光をどこまで遮れるかが重要です。
フロント用の汎用品だけでは、スライドドアや小窓、バックドアから光が入ります。

車中泊を目的にするなら、次の条件を満たす商品を選びましょう。
- 10系または170系専用
- 使用するすべての窓がセットに含まれている
- 隙間を調整できる
- 朝まで外れにくい
- 収納場所を確保できる
- 車内から取り外せる
- 火気や暖房器具の近くで使用しない
完全な遮光をうたう商品でも、縫い目や窓枠からわずかに光が入る場合があります。
プライバシーを重視する方は、購入者の写真やセット内容を確認してください。
外からの視線を抑えるフィッティング
吸盤式の商品は、ガラスの汚れや温度、セラミックドットの位置によって外れやすくなる場合があります。
使用前にガラスを拭き、吸盤とガラスの間にほこりが残らないようにしましょう。
窓枠へはめ込むタイプやマグネット式もありますが、車両の内装素材によっては固定できません。
車中泊では、朝まで固定できることに加えて、緊急時に車内からすぐ取り外せることも重要です。
ドアや窓を完全にふさぐような固定方法は避けましょう。
冬場の断熱効果と結露への注意
厚みのあるシェードは、窓付近で感じる冷気を和らげるのに役立つ場合があります。
ただし、サンシェードを付ければ結露を防げるとは限りません。
車内の湿気、外気温、乗車人数、換気量によっては、シェードとガラスの間に結露が発生します。
冬の車中泊では、次の対策を組み合わせてください。
- 定期的に換気する
- 濡れた衣類を車内へ放置しない
- ガラスの水分を拭き取る
- シェードを乾燥させてから収納する
- エンジンをかけたまま就寝しない
シエンタでの車中泊に必要な荷室づくりについては、「シエンタでの釣り仕様と役立つ車中泊のコツ」で詳しく解説しています。
シエンタのサンシェードのサイズについての質問
シエンタのサンシェードのサイズで汎用のMサイズは合いますか?
Mサイズという名称だけでは判断できません。
メーカーによってMサイズの寸法が異なるからです。
ボンフォームの適合表では、横130cm×縦75cmの商品が10系に、横130cm×縦68cmまたは75cmの商品が170系に適合品として掲載されています。
したがって、横130cmだから必ず小さいとは限りません。
商品名ではなく、次の項目を確認してください。
- 商品の実寸
- シエンタの世代
- 対応型式
- メーカーの適合表
- センサーハウジングの切り欠き
適合表がない場合は、現車を測ってから購入しましょう。
新型シエンタのサンシェードでセンサーへの干渉はありますか?
10系では、中央部分の切り欠きが小さい商品や、ルームミラー周辺の形状が合わない商品は、センサーハウジングに干渉する可能性があります。
また、ドライブレコーダーや室内カメラを後付けしている場合は、10系専用品でも使用できないことがあります。
無理に押し込まず、商品ページの対応装備と中央部分の形状を確認してください。
MODELLISTAの現行10系用サンシェードも、室内HDカメラ付き車は対象外です。
シエンタ170系に合うサンシェードの大きさは?
汎用品では、横130cm×縦68cmまたは横130cm×縦75cm前後が目安です。
どちらもサンシェードメーカーの適合表に掲載されています。
縦68cmは比較的コンパクトに設置しやすく、縦75cmは上下のカバー範囲に余裕を持たせやすいサイズです。
ただし、傘型、ワイヤー式、板状タイプでは設置方法が異なります。
購入する商品の適合表に170系またはNHP170G・NSP170Gなどが記載されているか確認しましょう。
シエンタのサンシェードのサイズまとめ

シエンタのサンシェードは、10系と170系で適合する形状が異なります。
また、現行型を「90系」と表記している情報もありますが、トヨタ公式で確認できる主な型式はMXPC10G・MXPL10G・MXPL15Gなどです。
この記事では、現行型を10系として整理しました。
選び方のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 10系の汎用品は横130cm×縦75cm前後が目安
- 170系は横130cm×縦68cmまたは75cm前後が目安
- M・Lなどの商品名ではなく実寸と適合表を確認する
- フロントガラス自体の正確な内寸はトヨタから公表されていない
- センサーハウジングやドライブレコーダーへの干渉を確認する
- 傘型は中棒とディスプレイの位置を確認する
- 車中泊ではフロント用ではなく全窓専用セットを選ぶ
- 運転席・助手席のサンシェードは走行前に必ず外す
- 10系Zにはスライドドアの後席用サンシェードが標準装備されている
短時間の駐車で価格を抑えたい方は、適合表に掲載された汎用品が候補になります。
毎日使用する方や、隙間を減らしたい方は、10系・170系の車種専用品が向いています。
車中泊をする方は、フロントだけでなく、スライドドア、クォーターガラス、バックドアまで含まれているか確認してください。
\型式と使用目的に合う商品を比較/



